『ゴールデンカムイ』276話“衝撃の事実”が発覚!? 鶴見劇場の真相はいかに…

『ゴールデンカムイ』25巻(野田サトル/集英社)

4月22日発売の『週刊ヤングジャンプ』21・22合併号に、アイヌの金塊をめぐる冒険漫画『ゴールデンカムイ』最新話が掲載された。その中で月島軍曹と鶴見中尉の過去に関わる意外なワンシーンが登場し、読者たちに衝撃が走っている。

※『ゴールデンカムイ』最新話の内容に触れています

第276話『エビフライ』では、前回から引き続き1901年ごろの回想シーンが描かれることに。杉元佐一は数奇な出会いから、花沢勇作の替え玉として財閥令嬢とのお見合いに参戦。窓の外から菊田が見守る中、慣れない洋食に手をつけていく。

杉元は寡黙でつまらない男を演じるものの、面食いである令嬢の金子花枝子は好印象を抱いてしまう。会食後には、お付きの女中に対してその魅力を熱く説明。花枝子は親族から面食いを咎められているそうだが、〝男だって器量で選んでいる〟と主張し、自分も同じように容姿で相手を決めるのだと息巻いた。

そこで花枝子が思い浮かべたのが、「従兄弟の兄様」が選んだという女性。よほどその人物が気に食わないのか、「あんなクリクリのくせっ毛の田舎娘…」と悪態を吐く。

ここで存在が明かされた女性をめぐって、多くの読者は「いご草」を連想したようだ。ネット上では《まさかのいご草ちゃん出てきてオッホ!てなった》《ど偉い事が判明しましたな。あれ絶対いご草ちゃんやん》《いご草ちゃん生きててほんとびっくり!》といった驚きの声が殺到している。

鶴見中尉の言葉はどこまで本当なのか

「いご草」とは月島軍曹の幼なじみで、かつて結婚を誓い合った女性だ。これまでのいきさつを振り返ると、月島軍曹は日清戦争に出征する際に、戦争が終わったら駆け落ちしようと「いご草」に告白していた。しかし、さまざまな食い違いによって、再会は叶わない…。

その先がややこしいのだが、故郷では彼女が自殺したものとされていた一方、鶴見中尉は「三菱の幹部に嫁いで東京に行った」という情報を月島軍曹に与えている。だが、これまでは鶴見中尉が嘘を吐いただけで、本当は死んでいるのではないか…とも疑われていた。

そんな中、今回登場した田舎娘は三菱に嫁いでいる点や、くせっ毛という特徴から「いご草」である線が濃厚。そのため、鶴見中尉が本当のことを言っていた可能性が浮上したのだ。

真実と嘘が二転三転するエピソードに、《えっ鶴見中尉は嘘ついてなかったの!?》《こうなると鶴見劇場、嘘じゃないのかもしれないと思うと…なんだろう何が正しいんだ》《鶴見中尉、何が嘘で真実か分からなくなりましたよ…》《鶴見さんの腹のうちが分からん》と困惑する人も少なくない。

人心掌握の天才であり、すべての言動が謎めいている鶴見中尉。果たして真相はどこにあるのだろうか…。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ゴールデンカムイ』25巻(野田サトル/集英社)

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