『ジャンプ+』は本当に勢いがある? 休載&話の進まなさは月刊誌以上なのか

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現在もっとも勢いのある漫画アプリといえば『少年ジャンプ+』。その人気を牽引する作品のひとつが『怪獣8号』だろう。4月23日には第32話が公開されたのだが、その後の2週連続休載が発表され、物議を醸している。

※『怪獣8号』最新話の内容に触れています

同作の舞台は、怪獣大国と呼ばれている日本。幼いころに住む町が破壊された主人公・日比野カフカは、幼馴染・亜白ミナとともに、「怪獣全滅」を約束する。しかし、32歳になったカフカは、怪獣清掃会社で働いていた。だが後輩の市川レノとともに、一度は諦めた怪獣討伐が目的の防衛隊員への入隊試験に挑むことになった…。

ここ最近描かれてきたのは、カフカたちがミナの部隊とともに怪獣討伐に挑むストーリー。ミナたちはなんとか〝本獣〟を撃破したが、超巨大な〝余獣爆弾〟が爆発しそうになる。

32話では、〝怪獣8号〟に変身したカフカが、爆弾の脅威を退けることに。しかし、その場にいた隊員全員にその正体がバレてしまう。最後はミナに拳銃を突き付けられ、「身柄を拘束する」というセリフで終わるのだった。

『怪獣8号』2週連続の休載に賛否?

かなり続きが気になる展開だが、次の話が掲載されるのは5月14日予定。この知らせに読者から、《漫画家さんは超ハードワークだと思うし、休める時には休んでいいと思うから、休載はいいと思います》《書き込み量を考えたら当然だと思うし、無理してハンターハンターみたいになるのは勘弁》《GWと掲載サイクルの絡みで2週休載するタイミングでこの展開をもってくるの、30年くらい前の「わかってて読者を焦らしてくるジャンプ漫画感」がすごくて、心が小学生になっちゃった》《めちゃいい所で2週休載でえーんってなったけど、GWだもんね…という納得して、なるほどいい世の中になったもんだと思った》といった納得の声があがっている。

しかし一方で、一部の漫画ファンからは《引き伸ばしえぐいよな》《ジャンプラ勢いある!とか言われてるけど、休載と話の進まなさは月刊以下》《本誌が基本毎週載ってることのスゴさを再確認できるわな》《休載でもランクインさせるバカ信者が甘やかすからや》といった厳しい声も。

『怪獣8号』は連載当初、毎週金曜日に更新されていたが、昨年8月ごろから〝描き溜めが無くなった〟という理由で、3話描いて休載する流れができていた。現在、働き方改革の波は、漫画業界にも波及しているのだろう。体調不良を理由に、雑誌が発売間近でも休載を発表するケースが目立ってきたように思える。

元来、どんなに売れっ子であろうとも(売れっ子で多忙だからこそかもしれないが)漫画家の寿命は短く、手塚治虫、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎は全員60歳ごろで亡くなっている。また、20代で亡くなる著名作家もおり、その過酷な現場は近年も問題視されてきた。

しかし一方で、93歳で亡くなった水木しげるや、現在87歳の藤子不二雄A、84歳のさいとう・たかをといったレジェンド作家も、一部だが存在する。要は自分のペースに合わせた制作が大事ということなのだろう。

人々を楽しませてくれる漫画家たちには、健康第一で面白い作品を届けてもらいたいものだ。

文=「まいじつエンタ」編集部

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