『ファイナルファンタジー15』は名作? 駄作? 他RPGより優れている3つのポイント

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RPG『ファイナルファンタジー』シリーズといえば、累計1億5900万本以上の出荷本数を誇る大人気ゲーム。しかし、その最新作である『ファイナルファンタジー15』(以下、FF15)は、ネット上で激しい賛否両論に晒されている。一部では、同作によって人気シリーズのブランドに傷がついたという風潮も…。

だが実際には、「FF15」はゲーム業界の未来を切り開く名作だった。同時代の他のゲームと比べていかに優れているのか、3つのポイントに絞って検証していこう。

メガヒット作品を超えるクオリティー

<その1>『ゼルダ』よりも飽きないオープンワールド性
同作は、「FF」シリーズで初めて「オープンワールド」を採用した作品。ゲーム内に現実とは異なる世界が実在し、そこを自由自在に探索するようなワクワク感を楽しめる。広大なフィールドにはさまざまなサブクエストやアイテムの採取スポットが用意されており、探索した分だけ新しい発見を得られるだろう。

その一方で、同時期に発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(BotW)と比較して「FF15」を批判する人も。同じオープンワールド作品として、「BotW」の方がマップの作り込みや探索の自由度が優れているとする声が多かったのだ。

しかし「FF15」におけるオープンワールドの真価は、探索が飽きないという点にある。いくら広大なフィールドを探索できても、代わり映えしない光景が続くのであれば探索の意味が失われてしまう。「FF15」の場合、フィールドの細かなところにまで“物語”が仕込まれているため、プレイヤーが行った旅の思い出が強く記憶に残る。ゲームの中で旅をするという体験を、ここまで見事に実現した作品はほとんど存在しないはずだ。

<その2>『FF12』よりも進化したバトルシステム
「FF」シリーズでは作品ごとにバトルシステムが刷新されてきたが、同作では初の完全アクションバトルが採用された。過去作にもアクション要素のあるタイトルは存在したが、同作の飛躍的な進化について《練り込まれた秀逸な戦闘システム》《オープンワールドRPGでの戦闘と召喚獣に関しては史上最高峰》《久しぶりにこんなに戦闘楽しいと思った》と絶賛するプレイヤーは多い。

とくに注目すべきは、「リアルタイムで仲間と一緒に戦える」という点。「FF12」でも仲間たちがAIによって動くシステムだったが、同作ではそれが究極の進化を遂げることに。仲間たちがNPCとは思えないほど個性にあふれており、戦闘中に声をかけてきたり、リアクションを返してくれることもある。1人でプレイしているのに、まるで友人とMMORPGを遊んでいるような気分を満喫できるはずだ。