カタクリは当初ロギア系だった!?『ONE PIECE』86巻で修正された表現

巨人の海兵は別人だった?

86巻においてもう1つ話題になったのが、ビッグ・マムの過去編を描いた第867話『HAPPY BIRTHDAY』。幼き日のビッグ・マムと、育ての親であるマザー・カルメルとの関係性を描いたエピソードだ。

身寄りのない子どもたちを集め、聖母のように振る舞いながらも、裏では世界政府に子どもを売り払っていたマザー・カルメル。彼女はかつて巨人の国「エルバフ」に潜入し、海軍初となる巨人の海兵を誕生させた立役者だった。

連載時には、マザー・カルメルはその巨人の海兵を「ジュン・ジャイアント」という名前で呼んでいる。しかし、それまで本編では、海軍中将として「ジョン・ジャイアント」なる人物が登場していた。同じ巨人族であるばかりか、たった1文字違いの名前ということで、2人の間に何か深い関係があるのではないか…と推測する人もいたようだ。

ところが単行本化にあたって、巨人海兵の名前は「ジョン・ジャイアント」に修正されている。2人は同じ人物であり、「マリンフォード頂上戦争」で活躍した海軍中将こそが初の巨人海兵だったことが明らかとなった。

実際はただのミスだったとしても、さまざまな可能性に想像が膨らむのが連載版の面白いところ。単行本だけでは味わえない、さらにディープな「ONE PIECE」の世界を堪能するのも一興だろう。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ

■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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