ゾロ&サンジの険悪コンビも!『ONE PIECE』のロマンあふれる「連携技」3選

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』が少年漫画の金字塔であるゆえんは、作中のあらゆる攻撃が必殺技になっていることにある。主人公のルフィを始めとした「麦わら海賊団」の仲間たち、そして各エピソードに登場する敵キャラたちが繰り出す技も、ほぼすべてにクールな技名が与えられているのだ。

その中でも多くの読者を熱狂させてきたのは、物語のここぞという場面で登場する「連携技」。個性豊かなキャラが協力して織りなす技の数々には、誰もが胸を熱くするはず。今回はとくに魅力的な「麦わら海賊団」による連携技を、3つご紹介しよう。

絆の強さが“力”に変わる!

<その1>サンジ×ゾロの険悪コンビが連携
「ONE PIECE」の中でも名エピソードと名高い「空島編」が終わった後、麦わらの一味はロングリングロングランドにて、フォクシー海賊団との激戦を繰り広げる。そこで披露されたのが、ゾロとサンジによる「空軍(アルメ・ド・レール)パワーシュート」だ。

単行本33巻・第310話から第312話にかけて、作中では「デービーバックファイト」というゲームの2戦目が行われる。ゾロとサンジが対峙するのは、ラフプレイを得意とする怪物たち・グロッキーモンスターズ。本来、武器を使ってはいけないゲームなのだが、グロッキーモンスターズは刃物を持ち出してくる。ピンチに陥ったことで、最初はいがみあっていたゾロとサンジもコンビプレイを余儀なくされる…。

そこで放たれた「空軍パワーシュート」は、サンジが蹴り技によってゾロを敵に飛ばすというもの。即興の技とは思えないコンビネーションで、ゲームの勝利を決定づけることとなった。普段は喧嘩ばかりしている2人が協力するという熱い展開に、多くのファンが魅了されたようだ。

<その2>ブルック×ウソップ×ロビン×ナミによる豪華な4人技
単行本49巻の第476話『ナイトメア・ルフィ』では、麦わらの一味が古代巨人族のゾンビであるオーズと衝突。そこで非戦闘員メンバーたちによる強力な連携技「雷骨剣・革命舞曲(ガボット)ボンナバン」が放たれた。

王下七武海ゲッコー・モリアの能力によって、オーズの中にはルフィの影が入っている状況。とんでもない巨体にルフィの戦闘力が上乗せされて、手のつけられない強敵に。さらにモリアが戦闘をサポートしている上、朝が来れば全員が消滅してしまうという絶望的な状況だ。

そこで喋る骸骨剣士・ブルックは、仲間たちに協力技を提案する。ウソップの作った装置にブルックが乗り、勢いよく射出されたところにロビンが回転を追加。仕上げにナミが電撃を加えることで、雷のような1本の槍(ブルック)が打ち出される。戦闘力が高くないメンバーだが、全員が協力することでオーズの右肩を貫通するほどの高威力に仕上がっていた。