『BLEACH』作者も標的に… Twitterの失言で大炎上したジャンプ作家たち

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SNSは老若男女問わず多くの人が利用しており、あらゆる人が炎上のリスクにさらされていると言えるだろう。過去にはツイッター上で『週刊少年ジャンプ』の人気漫画家たちも炎上の標的となったことがある。一体どんな騒動があったのか、有名なものを振り返っていこう。

人気作家たちを襲った不幸

<その1>失言でも詩的センスを発揮! 久保帯人のケース
漫画家のSNS炎上で最も有名なのが、大人気作品『BLEACH』の作者・久保帯人によるもの。騒動が起きたのは、2010年8月ごろのこと。《才能も無く、努力もせず、そのくせ与えられるものに不平を言って、努力する人間の足しか引っ張れないような奴は、目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ》というツイートを投稿し、物議を醸してしまった。

この直前、「BLEACH」における井上織姫の扱いに不満を抱いたファンが、久保に対して攻撃なツイートを行っていた。つまり過激な文面に見えるものの、実際には厄介なファンに反論するための正当防衛だったようだ。

「BLEACH」は詩的なセンスがずば抜けていることで有名だが、咄嗟に漏れた失言にすら、そのセンスが垣間見えるのは流石と言うしかない。該当ツイートはすでに削除されているが、一部のファンたちは名言として語り継いでいる。

<その2>“ツイフェミ”の恰好の的に…篠原健太のケース
『SKET DANCE』や『彼方のアストラ』などを生み出した篠原健太も、ツイッター上で物議を醸したことがある作家の1人だ。もともとはSNSの使い方が非常にスマートであり、ファンとも良好な関係を築いていたが、『宇崎ちゃんは遊びたい!』の献血ポスターをめぐる騒動の余波を受けて炎上した。

この騒動は2019年に、「宇崎ちゃんは遊びたい!」のキャラである宇崎ちゃんと、日本赤十字社の献血ポスターがコラボした際に起こったもの。ポスターのデザインが宇崎ちゃんの豊満な身体を強調したものだったため、「過度に性的な絵で献血を呼びかけるのはいかがなものか」という論争に発展したのだ。

篠原は完全な部外者だったが、自身のアカウントで《献血の宇崎ちゃんポスターだんだん胸を小さくしていく過程を10枚くらい並べて反対派の人に「ここからがセクハラ!」って指差してもらえば良いデータになると思う》と茶化すような文章を投稿。これが一部の女性ユーザーの逆鱗に触れてしまい、厳しい意見が寄せられることとなった。

数日後、篠原はツイッターアカウントを削除することを決断。〝炎上が直接の原因ではない〟と述べていたものの、この騒動が与えた影響は大きかっただろう。