クロコダインの漢気にしびれる!『ダイの大冒険』獣王の名ゼリフ3選

クロコダインの漢気にしびれる!『ダイの大冒険』獣王の名ゼリフ3選

クロコダインの漢気にしびれる!『ダイの大冒険』獣王の名ゼリフ3選 (C)PIXTA

現在、TVアニメ化によってふたたび注目を集めている漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』。作中には魅力的なキャラクターが多数登場するが、その中でもひときわ鮮烈なのが獣王クロコダインだ。武人としての矜持と人間くさい一面をあわせもつクロコダインの魅力を、3つの名ゼリフによって浮き彫りにしていこう。

獣王ゆえのプライドと憧れ

<その1>「負けるなよ…勇者はつねに強くあれ…!」
最初に取り上げるのは、第31話『小さな勇者たちの巻』で描かれたエピソード。作中では「百獣魔団」の軍団長だったクロコダインが、ダイたちと壮絶な戦いを繰り広げていく。

戦闘が始まった当初、クロコダインはダイの育ての親・ブラスを魔力で操ることで戦闘を有利に進める。しかし一度は戦闘から逃げたポップが勇気を振り絞り、ブラスを解放。それによってダイは戦いに集中できるようになり、クロコダインは一騎打ちに敗北してしまう。

当初見くびっていたダイとポップの諦めない心と勇気ある行動を目にしたことで、クロコダインの胸には武人の誇りが復活。そして最後には、「負けるなよ…勇者はつねに強くあれ…!」と若き勇者に向かってエールを贈りながら自決するのだ。この言葉からは、潔く勝者を称えるクロコダインの武人としての気高さが垣間見える。

<その2>「今度生まれ変わる時には…オレも人間に…」
第39話『獣王の涙の巻』は、クロコダインの切ない想いが描かれたエピソード。ダイたちは高い戦闘力をもつ不死騎団長・ヒュンケルと対峙し、その圧倒的な実力差から全滅の危機を迎える。そして、ダイがヒュンケルの必殺技「ブラッディースクライド」を食らいそうになった瞬間、自ら盾となったのがクロコダインだった。

剣によって腹を貫かれたクロコダインは、ヒュンケルに対して「魔王軍のためではなく、人間に対する恨みだけで戦っている」などと指摘。彼を説得するべく、人間たちがいかにすばらしい生き物であるか語っていく。しかしヒュンケルは無情にも攻撃を重ね、クロコダインは「今度生まれ変わる時には…オレも人間に…」と言いながら意識を失う。

クロコダインは、人間よりもはるかに強靭な肉体をもつ魔物。しかしだからこそ、人間たちの弱さがやさしさでもあることを理解しているのだろう。このセリフには、クロコダインが胸に秘めていた人間への強い憧れがあふれ出ている。