アニメ『ひげひろ』第7話に称賛の声!“BPO”抵触にファンは猛反発

アニメ『ひげひろ』第7話に称賛の声!“BPO”抵触にファンは猛反発

アニメ『ひげひろ』第7話に称賛の声!“BPO”抵触にファンは猛反発 (C)PIXTA

人気ライトノベルを原作としたアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』(TOKYO MXほか)の最新話が、5月18日に放送。過去を巡る沙優の心理の変化に、視聴者から絶賛の声があがっている。

※アニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』最新話の内容に触れています

同作は、片思い相手にバッサリ振られた26歳サラリーマンの吉田が、ヤケ酒の帰り道に家出女子高生・沙優と出会い、共同生活をしていくラブコメディー。第7話では、沙優のバイト先の友人・あさみの学校が夏休みを迎え、彼女と一緒に過ごす時間が増えた沙優を中心に物語を展開。小説家という夢の実現に向けて、受験勉強に勤しむあさみを見て、沙優もまた、答えの出せない自分の未来について考え続ける。

その翌日、沙優は吉田の家を掃除している最中に、吉田の私物が詰まった段ボール箱を見つけ、高校の卒業アルバムを目にするのだった。

そのアルバムの中には、吉田の元恋人との2ショット写真が。その際、吉田に「彼女に重いと言われたことがある」と不意に悩みを打ち明けられた沙優は、〝吉田の自分への気持ち〟を確認しようと試みる。

シーンは一転し、ある日の夕方、沙優がコンビニでバイトをしていると、ここ最近頻繁に店に現れていた〝高級車〟が店の前に停車。その車からは沙優の兄だという人物が現れたのだった…。

沙優の心理変化が描かれた今回の放送に、ネット上では《毎回ほのぼのする。吉田の周りの人が沙優と会って、物語に深みが出てるよね》《吉田にも高校時代にさまざまな思い出がある事を実感する展開だったな。沙優と吉田の会話するシーンも濃密》《様々な大人の立場を見せた後、その狭間にいる沙優がどんな未来を選ぶか一層気になる》などと、次回の放送を心待ちにする声があがっていた。

炎上する『ひげひろ』に擁護の声も多数

しかし、放送開始時からツイッター上でプチ炎上していた『ひげひろ』。先月、放送倫理・番組向上機構のBPOには、とある意見が寄せられていた。

BPOの公式サイトには、《深夜のアニメ番組で、20代のサラリーマンが家出少女を警察にも両親にも連絡せず自宅に匿う設定のストーリーだった。主人公が少女の安全確保を目的と考えているらしいこの行為は、未成年略取とも見て取れ犯罪とも言える。また、女子高生が泊めてもらう代償に性行為を申し出る発言は、主人公がこれを諫めたが、売春を想起させるものであり、刺激が強い。全体として美談仕立てであり、悪質ではないか》などといった内容が記載されていた。

作品の名前こそ挙げられていなかったものの、内容的には『ひげひろ』と同じだと言っていい。この〝ご意見〟にネット上からは《何故現実と区別付けられないんだろう。BPOも判断基準を明確にしてほしい》《炎上理由が意味不明。人って、こんなに変わるのかっていうのを感じさせてくれる。日常を繰り返しつつ、少しずつだけど、物語が進んでいる感じがこの作品の良さなのに》《わざわざ深夜帯に放送してる意味考えて欲しいわ。多少ディープな仕上がりにするからこそ作品の本質が引き出されるんだよ》などといった、擁護の声も寄せられていた。

センシティブな内容に拒否反応を示してしまう人が一定数いるのは、仕方のないこと。しかし、『ひげひろ』はそういった内容だけではなく、吉田に好意を寄せる会社員の女性2人による純粋な恋心と、多くの大人が抱く諦念に似た感情の対比が描かれていたり、そんな大人たちを横目にあれこれと試行錯誤し、未来に向き合う女子高生の生き方がまっすぐに描かれていたりといった良さもある。

アニメならではの〝設定〟だと割り切って共感ポイントを見つければ、新たな作品の魅力が見えてくるかもしれない。もっともBPOに〝お気持ち表明〟するアタマのお堅い人間には無理かもしれないが…。

文=「まいじつエンタ」編集部

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Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

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