『ONE PIECE』“ひとつなぎの大秘宝”正体判明!? 初期短編に意外なヒントが…

『ONE PIECE』“ひとつなぎの大秘宝”正体判明!? 初期短編に意外なヒントが…

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

世界規模の人気を誇る漫画『ONE PIECE』には、さまざまな謎が存在する。その中でも最大のミステリーといえば、タイトルにもなっている「ワンピース」(ひとつなぎの大秘宝)だろう。そんなキーアイテムの正体をめぐって、現在ネット上ではとある有力なウワサが出回っているようだ。

カギを握るのは初期の短編『MONSTERS』

その説の出所となっているのは、作者の尾田栄一郎が「ONE PIECE」以前に発表した短編『MONSTERS』。同作にはドラゴンを呼び寄せる〝竜の角笛〟が登場するのだが、この角笛こそ「ひとつなぎの大秘宝」の正体なのではないか…と一部のファンが指摘している。

そもそも第967話『ロジャーの冒険』において、最後の島で「ひとつなぎの大秘宝」が発見されたとき、海賊王ゴール・D・ロジャーは笑っていた。この笑いの意味は、「手に入れても意味がない宝だったから笑うしかなかった」ということだと捉えられる。そこで浮上してくるのが、ロジャーが持っていた巨大な卵の存在だ。

ロジャーは自身の船、オーロ・ジャクソン号に巨大な卵を積んでいた。これが「MONSTERS」に登場したようなドラゴンの卵だと仮定してみると、さまざまな描写と辻褄があう。つまり、ドラゴンを呼べる角笛を手に入れたのに、肝心のドラゴンはまだ卵のままだった…ということだ。

また、第968話『おでんの帰還』では、「ひとつなぎの大秘宝」を見つけたことに対して「おれ達は…早すぎたんだ」と説明する一幕が描かれていた。このセリフも、ドラゴンが生まれる前だったから〝早すぎた〟と言っていたのかもしれない。

ちなみに尾田は単行本47巻で、「ONE PIECE」と「MONSTERS」が同じ世界観を共有していることを明かしている。また、「スリラーバーク編」で登場したリューマと「MONSTERS」の主人公が同一人物というのも有名な裏設定だ。そのため、角笛やドラゴンが両作に共通する要素であってもおかしくはない。

それどころか、尾田は連載を始めるにあたって物語のゴールである「ひとつなぎの大秘宝」を最初に決めていたはず。そのヒントが連載開始前の短編、すなわち「MONSTERS」に隠されている可能性は非常に高い。