アニメ『呪術廻戦』の“MAPPA”が炎上! 暴露ツイートでブラックな内情が明らかに

アニメ『呪術廻戦』の“MAPPA”が炎上! 暴露ツイートでブラックな内情が明らかに

アニメ『呪術廻戦』の“MAPPA”が炎上! 暴露ツイートでブラックな内情が明らかに (C)PIXTA

『呪術廻戦』や『進撃の巨人 The Final Season』といった大ヒット作を次々と手がけ、一躍日本を代表するアニメ制作会社となった『MAPPA』。つい先日、そんな同社のブラックな内情が暴露され、ネット上で大きな物議を醸している。

コトの発端は、「進撃の巨人 The Final Season」の制作に携わっていたアニメーターが、ツイッターに投稿したツイート。その人物によると、「MAPPA」は社内で働いていると「原画」を担当するまでノルマがあるのだが、外部のアニメーターは経験に関係なく「原画」を担当できるとのこと。そのため、質の悪い原画が上がってしまい、それを毎週社員が朝まで修正するような状況だったという。

また4作品を同時進行することもあるほど多忙で、社内教育も十分ではない様子。アニメーターとして採用されたにも関わらず、絵を描くのではなく、工場の単純作業のようなリテイクばかり回ってきた…と吐露していた。

MAPPAの内情を綴った一連のツイートに対して、ネット上では《今乗りに乗ってるMAPPAさんですらここまで不満が…。日本のアニメーターの労働環境はどうにかならないのかな》《MAPPAとかいう会社。評判がどんどん悪くなるな…チェンソーマンもオワリ》《やっぱ進撃の制作環境やばかったんだな。MAPPAへの信用がどんどんなくなってくわ》《めちゃくちゃ同時進行で有名作品掛けもってて大丈夫なのかと思ってたけど、ちゃんとブラックだった》といった失望の声が相次いでいる。

MAPPAだけじゃない? ブラックなアニメ制作現場の実態

今回は「MAPPA」が話題になったが、これまでも新進気鋭のアニメ制作会社が「ブラックすぎる」と指摘されたケースは何度もあった。

たとえば『時をかける少女』や『DEATH NOTE』などで知られるアニメ制作会社『マッドハウス』でも、制作進行を担当していた社員から同様の告発が。その社員は月に労働時間393時間も働き、適切な残業代が支払われていなかったと証言していた。告発は大きな波紋を呼び、2019年には同社が労基署から是正勧告を受けたことが報じられている。

また『花咲くいろは』や『ウマ娘 プリティーダービー』の第1期などを手掛けた『P.A.WORKS』でも、同様の騒動があった。2016年、同社に勤務していた人物がSNS上で〝報酬支払明細書〟の画像を公開。そこには控除後の支払額1477円という異常な数字が記されていた。同社にアニメ業界の実態を描いた『SHIROBAKO』という作品が存在することから、「KUROBAKO」(黒箱)という揶揄が誕生したのも有名な話だ。

その後、批判を浴びたアニメ会社は待遇が改善されたとも言われるが、実態は社員にしか分からないところだろう。「MAPPA」には早々に汚名を返上してもらい、健全なアニメ会社として名を馳せてほしいものだ。

文=大上賢一

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