ルフィは月の民だった!?『ONE PIECE』最大の謎「D」の正体とは…

ルフィは月の民だった!?『ONE PIECE』最大の謎「D」の正体とは…

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

『週刊少年ジャンプ』で連載されている、尾田栄一郎の大人気漫画『ONE PIECE』。作中には読者の想像をかきたてる伏線が随所に張り巡らされており、物語を彩っている。今回はその中でも最大の謎と言われる「D」について、さまざまな角度から考察していきたい。

そもそも「ONE PIECE」における「D」とは何なのか。現状分かっているのは、名前に「D」を含むキャラクターが多数存在し、そのほとんどがストーリ上で重要な役割を担っているということだ。主人公のモンキー・D・ルフィとその父ドラゴン、祖父のガープ。また「海賊王」のゴール・D・ロジャーや、ルフィの義兄であるポートガス・D・エースなど、現時点で合計10人がその名前を持っており、〝Dの意志を継ぐもの〟と呼ばれている。

作中では一部の人々が「D」について意味深な発言を行っており、世界政府はその存在を秘匿しようとしていた。詳細はいまだ明らかとなっていないが、物語の大きなカギを握るものであることは間違いないだろう。

そんな「D」の正体について、よく見かけるのが「DEVIL(悪魔)のD」という説だ。第764話『ホワイトモンスター』にて、コラソンはDの一族について「神の天敵」であり、Dには「神に相対する思想」があると語っていた。「ONE PIECE」世界の神といえば、特権階級である天竜人を連想せざるをえない。そしてルフィやドラゴンなど、「Dの一族」は天竜人に敵対する行動を度々とっている。つまり天竜人を頂点とした世界のシステムを破壊しようとする悪魔に近い立ち位置だ。

最序盤の第5話『海賊王と大剣豪』では、それを予告するような一幕も。海軍に捕まり処刑されそうになっていたゾロが、助けに来たルフィに対して「てめェは悪魔の息子かよ」と発言していたのだ。

最も有力なのは「D=DAWN」説?

その一方で、コラソンは「Dの一族」のことを「宿命の種族」とも表現。ルフィの故郷であるフーシャ村の村長ウープも、ルフィが海賊になったことを聞き「夢か運命か」と呟いていた。こうした描写からDを「DESTINY(運命)のD」とする説もある。

さらに、Dはアルファベットではなく半月を表すマークだとする考察も。「ONE PIECE」の作中で、月に関するシーンや設定が多数登場することは有名。かつて月には翼を持った人々が存在し、青色の星(ONE PIECEの舞台)へとやってきたことが示唆されている。この月の民と人間との混血を、半月のマーク(D)を使って表している…のかもしれない。

そんな中、「D」に関する考察で最有力と考えられているのが、「DAWN(夜明け)」説だ。論の根拠となっているのは、「ONE PIECE」第1話のサブタイトルや、「ONE PIECE」のベースとなった読切作品のタイトルでもある『ROMANCE DAWN』。夜明けを意味する「DAWN」という言葉は、作者の尾田栄一郎にとって特別な意味を持つと考えられる。

物語は徐々にクライマックスへと向かっているため、全ての謎が明かされる日もそう遠くはないだろう。とはいえ、ファンとしては誰よりも早く「D」の真実をつかみ取りたいものだ…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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