『ヒロアカ』内通者はクラスメイト? 過去の伏線から導き出される2人の容疑者

『ヒロアカ』内通者はクラスメイト? 過去の伏線から導き出される2人の容疑者

『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)

物語が終章へと突入し、ますます盛り上がりをみせる漫画『僕のヒーローアカデミア』。作中のキャラはヒーロー陣営とヴィラン陣営に分かれているが、以前からヒーロー陣営の中に内通者が存在すると仄めかされてきた。一体誰が仲間たちを裏切っているのか、有力な説を検証していこう。

内通者の候補として、最もよく名前が挙がるのが雄英高校1年A組のクラスメイト・青山優雅。自称フランス出身で、『ちびまる子ちゃん』に登場する花輪くんのような口調で話すナルシストであり、へそからビームを発射する「ネビルレーザー」という個性を持つ。ギャグ要素満載のキャラクターだが、実は物語の要所で怪しい行動をとっている。

まず原作2~3巻で描かれた「USJ襲撃事件」では、緑谷出久たちが訓練中にヴィランから襲撃を受ける。この時、他のクラスメイトはほぼ全員どこにいたのか明らかとなっているのだが、青山の居場所は不明だった。ヴィランサイドは学園の内通者から事前に情報を受け取っていたそうなので、青山が疑われているというワケだ。

また、コミックス10巻でも怪しいポイントが。背表紙に青山の顔が描かれているのだが、目線がやや下を向いているのだ。他の巻ではすべてのキャラがまっすぐ前を見つめているため、これが裏切り者を示唆する伏線だと考えられている。

真の裏切り者は別にいる?

その一方、青山はミスリード要員であり、「本当の内通者は他にいるのではないか」という考察もある。第168話において青山は、個性のレーザーを使って岩に「Il faut se méfier de l’eau qui dort.」(大人しい人ほど気を付けなければならない)というフランス語のことわざを刻んでいた。ここから考えると、青山自身は味方で、内通者の正体を知っているということなのかもしれない…。

現在、より疑いが濃厚となっているのは同じく1年A組の尾白猿夫だ。尾白は特徴のない顔立ちで、いかにもモブ要員のようなキャラクターだが、上記のメッセージにピッタリ当てはまる。また名前に夫(人に二重線)が入っていることから、二重人格である可能性も疑われているようだ。さらに「尾白」という苗字や尻尾を使った個性から、「(裏切り者が)尻尾を出す」という言葉遊びにつながるという考察も浮上している。

もし本当に内通者が存在するのであれば、今後そう遠くない未来に正体が明かされるはず。誰もがアッと驚くような展開を期待したいところだ。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)

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