『呪術廻戦』150話に下描きが混入!「完全に冨樫リスペクト」とツッコミ殺到

『呪術廻戦』150話に下描きが混入!「完全に冨樫リスペクト」とツッコミ殺到

『呪術廻戦』15巻(芥見下々/集英社)

5月31日に発売された『週刊少年ジャンプ』26号では、人気沸騰中の漫画『呪術廻戦』が表紙と巻頭カラーに登場。しかし本編の中に〝下描き(ネーム)〟状態と思われるページが掲載されていたため、読者からツッコミの声が殺到している。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

第150話『葦を啣む -参-』では、禪院真希が父・扇を殺害したことが禪院家全体に伝達される。そこで禪院家の男児からなる武装集団「躯倶留隊」(くくるたい)は、大人数で真希を包囲。だが彼女は、真依が残した呪具を使ってあっという間に敵を全滅させるのだった。

話題となったのは、「ジャンプ」26号の34~35ページ。作中では覚醒イベントを経て、真希が禪院家と激しいバトルを展開していた。真希は武装集団「躯倶留隊(くくるたい)」をあっという間に撃破した後、準一級以上の術師で構成された「炳(へい)」と対戦。すさまじいスピードで敵をなぎ倒していく…といったところで、下描き状態の見開きが登場した。

この見開きは前後のページとはタッチが異なっており、作者が意図しないものであることは明らか。おそらく表紙とカラーページの負担があったことで、完成原稿が間に合わなかったのだろう。

「ジャンプ」で下描き状態の作品が掲載されたことは、これまで何度もあった。『僕のヒーローアカデミア』や『ブラッククローバー』など、作者が多忙を極める人気作によくあるケースで、ほとんどの場合コミックスでは修正されている。中でもとくに有名なのは冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』で、一時期は下描きのような状態のまま何話も続けて掲載されたことがあった。

ファンの間ではツッコミと心配の声が

「呪術廻戦」の作者である芥見下々は、「HUNTER×HUNTER」の大ファンとして有名。作中には「HUNTER×HUNTER」のオマージュが、いくつも散りばめられている。そんな芥見の作品が今回、下描き状態で掲載されたことで、ネット上では《下書き状態の呪術廻戦、いよいよハンタみたいな雰囲気で爆笑しちゃった》《呪術もともとハンタに似てるとこ多いのにネーム絵掲載とか、もう完全に冨樫リスペクトじゃん…》《呪術廻戦、元々ハンタっぽいなーとは思ってたけど今回過去イチでハンタのDNAを感じた》といったツッコミが殺到している。

とはいえ芥見は週刊連載に加え、アニメ・映画化関連などの仕事で激務なのは間違いない。しかも今年2月に発売された「ジャンプ」10号で、芥見は急病により原稿を落としていた。同23号でも「調子を崩した」とのことで休載しているため、その体調を心配するファンも多いようだ。

かつて同誌で連載していた『ワールドトリガー』の作者・葦原大介は、週刊連載やアニメ化などが重なったことによる激務から「頚椎症性神経根症」を発症。約2年の休載と、月刊誌への移籍を余儀なくされた。同じ悲劇は繰り返さないよう、編集部と相談してしっかり休載をとってほしい。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』15巻(芥見下々/集英社)

【あわせて読みたい】