犯行動機がヒドすぎる…『金田一少年』シリーズの「残念な犯人」トップ3

犯行動機がヒドすぎる…『金田一少年』シリーズの「残念な犯人」トップ3

犯行動機がヒドすぎる…『金田一少年』シリーズの「残念な犯人」トップ3 (C)PIXTA

『名探偵コナン』と並び、日本を代表するミステリー漫画として知られる『金田一少年の事件簿』シリーズ。基本的にはリアル路線で、恐ろしい殺人事件が多数描かれている。しかしその中には、とんでもない動機で犯行に及んでしまった犯人も。今回は一癖も二癖もある「残念な犯人」をランキング形式で語っていこう。

ネタバレ注意! ツッコミどころ満載の犯人たち

<3位>「学園七不思議殺人事件」的場勇一郎
残念な犯人としてまず思い浮かぶのは、『金田一少年の事件簿』のFile4『学園七不思議殺人事件』に登場した的場勇一郎だ。

的場は金田一一(はじめ)たちが通う「不動高校」の教師。生徒たちとの関係は良好だったが、「高畑製薬」の社員という裏の顔を持っている。実は「不動高校」ができる前には「高畑製薬」の研究所が存在し、新薬の人体実験で6人の命が失われていた。そして隠ぺいした死体が見つからないように、的場は教師として学校に潜入したのだ。

ここまで来ればあとはお約束どおり、死体を埋めていた壁に穴が開き、とある女子生徒がそれを目撃してしまう。的場は口封じのために彼女を殺害し、壁の穴をポスターで隠すのだった。

その後もポスターを捲ろうとしたり、剥がそうとする生徒が現れたために、追加で2人手にかけることに。死体を隠ぺいするために罪を重ねるのはまさに本末転倒だが、殺人の動機が〝ポスターを剥がそうとしたから〟というのは何ともシュールに感じられる。

<2位>「歌島リゾート殺人事件」麻生早苗
本編から20年後の世界を描いた『金田一37歳の事件簿』でも、気になる犯人が。単行本1巻から2巻にかけて描かれた「歌島リゾート殺人事件」の犯人・麻生早苗だ。

麻生は、金田一の務める会社が企画した婚活イベントに参加したツアー客の1人。しかし実は、過去に何件も保険金殺人を起こしている根っからの犯罪者だった。彼女が狙う男性は、「金持ち」「お人好し」「親類がほとんどいない」という条件があり、その条件に当てはまる男性とカップリングを成立させるためにライバルの女性を殺害した。

お目当ての人物に近づくため、無関係な人を手にかけるという思いきりのよさが衝撃的。しかも逮捕後の態度も最悪で、取調室では「深いウラミ? 初対面であるわけねーだろ」などと吐き捨てる一幕も。「金田一少年」シリーズには今までいなかったタイプの犯人だろう。