『バクマン』のメインヒロインといえば? ジャンプ漫画の「人気脇役ヒロイン」3選

『バクマン』のメインヒロインといえば? ジャンプ漫画の「人気脇役ヒロイン」3選

『バクマン』のメインヒロインといえば? ジャンプ漫画の「人気脇役ヒロイン」3選 (C)PIXTA

漫画において、物語を盛り上げるヒロインの存在は必要不可欠。『週刊少年ジャンプ』の作品も例外ではなく、さまざまな人気キャラが生み出されてきた。しかし時には脇役だったキャラが人気沸騰し、メインヒロインの地位を奪っていくことも。今回はそんな魔性の「サブヒロイン」たちをご紹介しよう。

脇役なのに読者をメロメロに!

<その1>『ぼくたちは勉強ができない』真冬先生
『ぼくたちは勉強ができない』は、2017年から2020年まで連載されたラブコメディー。主人公・唯我成幸がヒロインたちと学園生活をエンジョイするという内容で、理系のメガネっ娘・緒方理珠や〝文学の森の眠り姫〟こと古橋文乃など、さまざまなタイプが揃っている。しかし同作で人気が爆発したのは、学生ですらない教師の桐須真冬だった。

真冬先生は冷徹な印象を与えがちだが、実際には生徒を大切にする教師の鑑。仕事のできる〝オトナの女〟という印象だが、ズボラでドジなところもある。このようなギャップまみれなキャラ造形が、人気を博した理由だろう。

2018年に行われた第1回目の人気投票では、メインヒロインたちをおさえて第1位に。さらに翌年の第2回人気投票では、1万4598票という大量の票を獲得して二連覇を達成。2位の文乃は3259票だったので、約5倍近い大差をつける結果となってしまう。

なお、あまりに真冬先生のファンが多かったためか、同作は「ジャンプ」では異例のマルチエンド方式を採用。真冬先生はその中でも〝オオトリ〟を任せられ、他のヒロインにはない結婚式まで描かれるという優遇っぷりだった。

<その2>『バクマン。』蒼樹紅
原作・大場つぐみ、作画・小畑健の『バクマン。』には、魅力的な女性キャラが多数登場する。その中でメインヒロインと言えるのは、主人公・真城最高の想い人である声優の亜豆美保と、高木秋人と恋仲である見吉香耶の2人だろう。しかし読者から最も支持されたのは、女性漫画家の蒼樹紅だった。

男性との交際経験がなく、清楚で落ち着いた性格なので人気が出るのも当然。秋人に対して人知れず想いを寄せる様子も、健気でかわいらしかった。また、初期の頃は難しい性格をしていたが、徐々に性格が丸くなったことでさらに人気が広まったようだ。

気のせいかもしれないが、他のヒロインよりも作画に気合いが入っているように見えることもあり、読者からすれば理想的な存在だと言える。原作から派生した「二次創作」も連載中にはかなり盛り上がり、彼女を〝メインヒロイン〟とした作品が数多く生み出されることとなった。