『ドラゴンボール』フィギュア改悪で炎上! 変わり果てたゴジータに涙「愛がない」

『ドラゴンボール』フィギュア改悪で炎上!  変わり果てたゴジータに涙「愛がない」

『ドラゴンボール』フィギュア改悪で炎上! 変わり果てたゴジータに涙「愛がない」 (C)PIXTA

『ドラゴンボール』のゴジータは、孫悟空とベジータのフュージョンにより誕生したアニメ発の融合戦士。作中でも人気の高いキャラで、これまで何度もフィギュア化されてきた。しかしつい最近、新発売されるゴジータのフィギュアをめぐってネット上で炎上騒ぎが起きているという。

事の発端となったのは、高額一番くじ「SUPER MASTER STARS PIECE(SMSP)」シリーズの1体として登場する予定の『BWFC 造形天下一武道会3 SUPER MASTER STARS PIECE THE GOGETA』というゴジータのフィギュアだ。

原型を手掛けたのは、フィリピン人アーティストであるGEVZ氏。同氏は、バンプレスト主催の原型師による造形大会『バンプレストフィギュアコロシアム』で、渦中のゴジータの原型によって上位入賞を果たした。細かな点でこれまでのゴジータフィギュアにない個性が表れたデザインで、ネット上でも《原型師の想いが詰まった一味違うゴジータ》《個性を感じて好き》《今までにないゴジータだから嬉しかった》と好評を呼んでいた。

だが、実際に販売されるフィギュアはGEVZ氏に了承を得ることなくデザインが修正されてしまったようだ。大まかなポーズは似通っているものの、腕を構える位置や脚の角度、顔のバランスなどが異なっている。元のポーズは、かめはめ波を打つ前の絶妙な間が表現されて〝動き〟が感じられるが、修正されたポーズはどっしと構えて〝静〟の雰囲気が出ているのだ。同じようなポーズでも、わずかな違いが大きな印象の変化をもたらしている。

高額フィギュアなのに量産型? 怒りを爆発させるファンたち

クリエイターの個性が詰まったフィギュアが突如改変されたことで、反発心を抱くファンは多かったようだ。デザインの変更を知った人からは、《そこに愛はあるんか?と問いたくなる仕上がり。急に無難な造形に変わっちゃいましたね》《ゴジータの件とにかく公式から説明をして頂きたい。量産型のゴジータを5000円で販売する経緯を》《原型師の方の造形への想い、イマジネーションをないがしろにする今回の事態はあってはならないと思いました。商品化ということで多少の変更などはあると思いますが、全く別の作品になっているのは…》と抗議の声が寄せられている。

さらには、フィギュアの下半身にあたる部分の〝使い回し〟を指摘する声も。どうやら今回改変されたゴジータと、過去にバンプレストから販売されたゴジータ何体かの下半身が酷似した形となっているようだ。高クオリティが期待される「SMSP」シリーズで使い回し疑惑が浮上したことで、火種が追加されてしまったのだろう。

とはいえ、原型を手掛けたGEVZ氏はバンプレストに対する抗議の意志はない模様。自身のFacebookでは、「このようなことはよくあることです。ドラゴンボールのような大きな既存のIPにとって、芸術的なビジョンというのは厄介なものです」と寛容な姿勢を見せ、「むしろ今の私にとって大きな出来事は、日本だけでなく世界中にたくさんの応援者がいることを知ったことです!」と前向きに語っていた。

多くのファンが反発しているのは、フィギュアの原型がアートの領域にあると考えられているからこそ。もし今からでも間に合うなら、オリジナルに忠実なフィギュアを出せればいいのだが…。

文=野木

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Benzoix / PIXTA

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