『Dr.STONE』199話に賛否! 待望のクラフト回も「感情殺されてない?」

『Dr.STONE』199話に賛否! 待望のクラフト回も「感情殺されてない?」

『Dr.STONE』21巻(作画:Boichi、原作:稲垣理一郎/集英社)

大人気科学ファンタジー漫画『Dr.STONE』の最新話が、6月7日発売の『週刊少年ジャンプ』27号に掲載。科学の知識がてんこもりの大規模クラフトが描かれ、読者のワクワク感が大いに刺激される回となった。だがその一方で、今回の展開に「納得いかない」という声も多いようだ。

※『Dr.STONE』最新話の内容に触れています

第199話『超合金』では、いよいよ本格的なロケット製作が始動。石神千空とゼノがタッグを組み、第一歩としてレアメタルなどの鉱石採掘が行われた。採掘はゼノが作った放射線の計測器「ガイガーカウンター」で順調に進行。一行はマルティン・ガルシア島に拠点を移し、採掘した鉱石から超合金「ステンレス」を生み出すことに成功した。

もちろん、ロケット製作には超合金以外にもさまざまな素材が必要。南米大陸だけではすべてを揃えることはできないので、海を渡って素材を集めるための新たな船を製作する必要も出てきた。効率よく作業を進めるため、千空は船、ゼノはロケットエンジンの製作を指揮することとなる。

一方で、作業の人員不足をカバーするため、スタンリーを除くアメリカ陣営のメンバーや南米の現地人などが石化解除されることに。南米の地には「超合金の街」が樹立され、人類は「月へ向かう」という目標に向けて1つにまとまった。

久々の“唆る”展開も…人間関係にモヤモヤ

これまでスタンリー率いるアメリカ勢とのバトルやスイカの成長回が続き、本格的なクラフト回はご無沙汰になっていた。そのため久しぶりの心唆る科学に、《やっと本来のDr.STONEが戻ってきたような気がします!》《久々に好きだったDr.STONEのノリが戻ってきたって感じだったなぁ。みんなでわくわくクラフト》《みんながイキイキしてて嬉しい》と喜びの声が相次いでいるようだ。

しかし一部では、数々の死者を生み出したアメリカ勢との和解がきちんと描かれない点にモヤモヤする人も。ネット上では《悪い事をした人が反省も謝罪もなく仲間に入ってきても応援する気になれない…》《ここ2週間の展開はよく分からん、コハクがアメリカ組と協力することに納得するか? 感情殺されてない?》《読者としてつい最近まで戦ってた相手のお互いへの心情が気になるのもまた事実》と疑問を抱く意見が少なくない。

アメリカ勢との人間関係はさておき、作中ではホワイマンの謎やロケット製造の全貌など、謎めいた展開が山積み。次週以降では、このまま因縁は〝水に流して〟ストーリーが展開していくかもしれない。あるいは、過去に千空の父・石神百夜のスピンオフ『Dr.STONE reboot:百夜』が描かれたように、和解をめぐる追加エピソードが用意される可能性もある。

壮大な世界観で繰り広げられる作品だからこそ、どうしても描ききれない部分が出てしまうもの。読者が納得できる展開になればいいのだが…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『Dr.STONE』21巻(作画:Boichi、原作:稲垣理一郎/集英社)

◆過去の「Dr.STONE」レビューはこちら

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