『ONE PIECE』99巻ベガパンクに“新たな事実”判明! パシフィスタの正体は…

『ONE PIECE』99巻ベガパンクに“新たな事実”判明! パシフィスタの正体は…

『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』には、さまざまな伏線や謎めいた描写が登場する。その中でも読者を釘付けにしているのが、天才科学者・ベガパンクにまつわる謎だ。6月4日に発売された単行本99巻では、そんなベガパンクに新たな事実が判明したようだ。

コミックスに収録された質問コーナー「SBS」では、とある読者が第978話『飛び六胞登場』についての質問を投稿。「ONE PIECE」の世界には同じ「悪魔の実」の能力者は存在しないはずだが、同エピソードでは元CP9のカクと同じくキリンの姿をしたモブが登場する。質問者はそれを踏まえて、人工悪魔の実「SMILE」は同じ種類の能力者を生み出せるのか?と質問した。

尾田はこの質問に対して、「SMILE」と「悪魔の実」はまったくの別物だと回答。天然の「悪魔の実」とは無関係に、動物の「血統因子」を抽出して作ったものが「SMILE」だという。つまり「SMILE」によって、同じ動物の能力者が生まれることはありえるということだ。

その一方、「SMILE」では「幻獣種」「自然系(ロギア)」「超人系(パラミシア)」のような能力者は生まれないそう。尾田はこれが科学者シーザーの限界だと言いつつ、ベガパンクはその領域を超えるような研究をしていた…と意味深にコメントしていた。

もはや想像もつかないベガパンクの技術レベルに、ネット上では《パシフィスタのレーザーも血統因子からベガパンクが再現したとかなんかな》《ベガパンクが頑張れば量産型カイドウとかできそう》などと期待が高まっている。

これまでの発明が結集した「パシフィスタ」

断言されてはいないものの、ベガパンクは他の科学者とは違い、ロギアやパラミシアなどの「人工悪魔の実」を作れるのではないかと予想できる。だとすると、これまでどうやって作られたのか不明だった発明品のほとんどが説明可能になるだろう。

たとえばベガパンクが開発したサイボーグ「パシフィスタ」は、黄猿ことボルサリーノと同じく光を駆使した技を繰り出していた。黄猿はロギア系「ピカピカの実」の能力者であり、普通ならその力を再現することはできない。しかし、ベガパンクが「ピカピカの実」をもとにした「人工悪魔の実」を作り、パシフィスタに食べさせた…と考えれば辻褄があう。

ここで重要なカギとなるのが、かつて本編で触れられた「物に悪魔の実を食べさせる」研究だ。ベガパンクはこの研究を成功させたらしく、作中には「イヌイヌの実」を食べた銃・ラッスーをはじめとして、さまざまな能力をもった物が登場している。すなわちサイボーグであるパシフィスタにも、「人工悪魔の実」を食べさせられるというワケだ。

これまで「人工悪魔の実」は天然ものよりも一歩劣る扱いだったが、ベガパンクの研究はそれを乗り越えつつあるよう。今後はおそろしい能力をもったサイボーグ軍団が動きだすかもしれない…。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

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