『HUNTER×HUNTER』幻影旅団“最強”は誰? 旅団メンバーの実力者トップ3

『HUNTER×HUNTER』幻影旅団“最強”は誰? 旅団メンバーの実力者トップ3

『HUNTER×HUNTER』36巻(冨樫義博/集英社)

冨樫義博による大人気漫画『HUNTER×HUNTER』には多く猛者が登場するが、その中でもA級賞金首の盗賊集団「幻影旅団」は圧倒的な人気を誇る。体術のみならず念能力者としても超一流の彼らだが、十数人いるメンバーの中では果たして誰が一番強いのだろうか。本稿では、作中で微妙な立ち位置のヒソカとイルミを除くメンバーの中から〝最強のキャラ〟を3人格付けしていこう。

実は“ネタキャラ”じゃない旅団メンバー

<3位>ギャグのような能力だが超武闘派!「フィンクス=マグカブ」
「幻影旅団」きっての実力者といえば、フィンクス=マグカブ。好戦的な性格で、「ヨークシン編」で登場した頃から武闘派然とした振る舞いが目立つ。単行本10巻では、「幻影旅団」メンバーの腕相撲ランキングが掲載されているが、そこでフィンクスはウボォーギンに次いで2位という輝かしい成績だった。とはいえ、身体能力だけで強さが決まらないのが念能力者の闘いだ。

フィンクスの能力は、22巻収録の第226話で明らかになった。腕を回すほどパンチの威力が上がる「廻天(リッパーサイクロトロン)」というユニークな能力で、キメラアントの兵隊相手に使用。15回程度、腕を回しただけで凄まじいオーラが腕に集まり、敵を粉々にした。「何だ、回す回数半分でもよかったか、相変わらずさじ加減が良くわからん」というフィンクスの言葉から察するに、まだまだ余裕が感じられる。この巻では旅団のメンバー各々がキメラアントの兵隊に対峙するが、フィンクスは全く苦戦する様子がなかった。

おそらくこの能力は、「腕を回す」という制約により威力を引き上げる仕組み。制約自体がそこまで重くないため、使い勝手もよく、簡単に凄まじい威力を発揮できる。読者の間では、《正直フィンクスってめっちゃ強いと思う》《グルグルパンチはバカっぽいけど、当たれば最強クラスだろ》などと高く評価されているようだ。

<2位>小さな体に秘めた力…念能力も最強クラスの「フェイタン=ポートオ」
第2位にふさわしいのは、間違いなくフェイタン=ポートオだろう。語尾に「ね」をつけるしゃべり方が特徴的で、かわいらしくもあるが、その残虐性は作中トップクラス。「ヨークシン編」ではゴンの指の爪を剥がそうとするなど、残忍な性格の一端が垣間見えた。

そして「キメラアント編」では、師団長クラスである自称女王の「ザザン」と交戦。その速さはすさまじく、カルト・ゾルディックが全く目で追えないほどで、体術のレベルも極めて高い。しかし、敵も女王を名乗るほどには実力があり、フェイタンは左腕を折られてしまう。そこで発動したのが、チートクラスに強力な念能力だった。

フェイタンの能力「許されざる者(ペインバッカー)」は、受けた痛みを倍にして相手に返すというものだ。戦闘で使用した「太陽に灼かれて(ライジングサン)」は、疑似太陽が周囲のすべてを焼き尽くすという広範囲攻撃で、観戦していた団員たちも避難せざるを得ないほど。結局ザザンも、なすすべなく黒焦げになってしまった。さらに「もう少しわたしにダメージ与えてればもっと楽に死ねたね」という言葉を漏らしており、より上位の技を秘めているようだ。まだまだ底知れない強さを秘めているため、ポテンシャルも含めてこの順位がふさわしい。