『SLAM DUNK』の“あきらめの悪い男”も! ジャンプの「ヤンキーキャラ」3選

『SLAM DUNK』の“あきらめの悪い男”も! ジャンプの「ヤンキーキャラ」3選

『SLAM DUNK』の“あきらめの悪い男”も! ジャンプの「ヤンキーキャラ」3選 (C)PIXTA

ヤンキー漫画の総本山といえば『週刊少年マガジン』だが、『週刊少年ジャンプ』にもさまざまなヤンキーキャラが登場する。むしろ同雑誌のスローガンである友情・努力・勝利を体現する存在こそ、ヤンキーだと言えるだろう。そこで今回は、熱い生き様で読者を魅了したやんちゃな「ジャンプ」キャラについて語り尽くしていこう。

大人になって初めて気づく“かっこよさ”

<その1>『幽☆遊☆白書』桑原和真
『幽☆遊☆白書』の桑原和真は、時代錯誤なリーゼントがよく似合うヤンキーキャラ。荒々しい性格をしているが、人一倍義理人情に厚いのが魅力的だ。たとえば浦飯幽助が事故死した際、悪童である幽助の死を周囲は喜ぶのだが、犬猿の仲だったはずの桑原は「生き返れチクショウ!」と悲しみをあらわにしていた。

また、化け物じみた力をもつキャラたちの中で、人間味あふれる戦闘を行うのも桑原ならでは。それが最もよく表れているのが、「暗黒武術会」の戸愚呂兄戦だろう。実力が及ばない相手に対して、知恵と機転によって勝利を収めており、まさに彼のベストバウトと言える。

ギャグキャラの印象が強いものの、後に読み返してその魅力に気付く人も多い。ファンの多くが《成人した今、幽白で一番いい男なのは桑原だってはっきりわかる》《大人になって読み返してみる度、毎回かっこいいなぁと株が上がるのは断然桑原なんですよね》と、桑原の魅力を再発見しているようだ。

<その2>『BOY』一条誠
梅澤春人の『BOY』に登場する一条誠は、ロックンローラーを志す高校生。「ツッパるのはステージの上だけ」と心に誓い、やんちゃなことから足を洗って音楽の世界に全力を賭けている元ヤンキーだ。所属するバンド「FIRE GUNS」ではボーカル兼ギタリストを担当し、「ミュージシャンになる」という夢に邁進している。

とはいえ、ヤンキー時代に培った喧嘩の腕前はピカイチ。作中では必殺技であるギターのピック投げによって、主人公・日々野晴矢と共に暴れまわっていく。その動機はあくまで「友人や仲間のため」であり、義理人情に突き動かされているので、魂のヤンキーキャラと言えるだろう。

ハイスペックで熱い一条の姿は、まさに読者たちの憧れの的。中には《14歳の時、一条誠とKinKi Kidsに感化されてギター始めた》《BOYの一条くんに憧れて、ギターよりとにかくピック投げの練習に没頭》など、彼に影響されてギターを始めたという人もいるらしい。