レジェンド作家・安彦良和の超絶テクニックが“参考にならない”と話題「笑いしか出てこない」

レジェンド作家・安彦良和の超絶テクニックが“参考にならない”と話題「笑いしか出てこない」

レジェンド作家・安彦良和の超絶テクニックが“参考にならない”と話題「笑いしか出てこない」 (C)PIXTA

6月9日放送の『浦沢直樹の漫勉neo』(NHK Eテレ)では、現在『乾と巽―ザバイカル戦記―』を連載中の漫画家・安彦良和に密着。『機動戦士ガンダム』のアニメーターとしても知られるレジェンド作家の技術に、SNSなどでは「参考にならない…」と驚きの声があがっている。

番組では安彦による実際の作業風景が映されたのだが、とくに注目を集めたのが、ネームなし・アタリなしでの下書き。一般的に人物を描く際は、目の位置や体のバランスなどをざっくりと描くアタリをとる人が多いのだが、安彦はいきなり人物の眉毛から描き始めたのだ。人物を上から俯瞰する複雑な構図でも、真っ白な紙に迷いなく線を入れていく安彦。彼の下書きはほとんど完成品レベルのクオリティーなのだが、1ページをおよそ15分足らずで描き上げてしまう。

早さが勝負のアニメーターとしての経験があったからこそ、このような技術が養われたのだとか。そんな異次元の執筆作業に、視聴者からは、《自分も趣味でイラスト描いてるけど、こんな描き方はできない》《こんなのほぼ全人類が真似できないでしょ》《凄すぎてなんの参考にもならない》《頭の中で描いた構図をそのまま描ける人なんだろうなぁ》《ためらい線がほとんどない…》といった声が寄せられていた。

ガンダムオリジンも“筆”で描かれていた!?

また番組では安彦のペン入れの作業も公開されたのだが、メカや背景などの精密な描写も筆を使って描いているとのこと。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のコロニーも筆で描かれていたことが明かされ、《うん、なんかもう色々とすごいや!》《スペースコロニーも自分で描いてたのか…》《笑いしか出てこない》などと驚かれていた。

安彦が出演した今回の『浦沢直樹の漫勉neo』には、現役の漫画家からも数々の反応が。たとえば『クピドの悪戯』シリーズなどで知られる北崎拓も、ツイッターで《漫勉観て、猛烈にアナログ使いたくなった気持ち半分、仕事やる気が失せた半分(笑)》といったツイートを投稿している。

多くの人々に衝撃を与えた、天才・安彦の執筆作業。『乾と巽―ザバイカル戦記―』が最後の連載作品とも言われているが、まだまだ彼の活躍を見ていたい…と思うのはわがままだろうか。

文=猿田虫彦

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