伝説の“打ち切り漫画”をネタに! ジャンプ+『デッドプール』にオッサンたち歓喜

伝説の“打ち切り漫画”をネタに! ジャンプ+『デッドプール』にオッサンたち歓喜

伝説の“打ち切り漫画”をネタに! ジャンプ+『デッドプール』にオッサンたち歓喜 (C)PIXTA

『マーベル』と『少年ジャンプ+』のコラボによって注目を集める漫画『デッドプール:SAMURAI』の最新話が、6月10日に更新された。その中でカルト的な人気を誇る打ち切り作品のネタが登場し、ネットユーザーたちが狂喜乱舞している。

同作は、ぶっ飛んだ性格の無責任ダークヒーロー「デッドプール」を主人公とした作品。最新話の第14話は、デッドプールの前に〝異世界のデッドプール〟が登場するというトンデモ展開が繰り広げられた。

とくに注目は、デッドプール2人がド派手な決め技として「白川流武術最終奥義 W螺煌斬」を繰り出すラストシーンだ。わかる人にはわかるだろうが、これは『タカヤ』という漫画の終幕を飾った技。「タカヤ」は2005年から『週刊少年ジャンプ』で連載された作品で、学園モノから異世界転生モノに変貌するという迷走っぷりで話題に。約1年であえなく打ち切りとなったが、ファンの間では伝説の作品として語り継がれている。

今回の「デッドプール:SAMURAI」はラスト数ページのセリフやコマ割り、キャラの立ち位置なども「タカヤ」の展開にそっくり。マニアックかつ本気すぎるパロディーに、ネット上では《急にタカヤが出てきて職場で吹いたわ》《タカヤの「THE ENDォ!!」ネタ出してきてあまりに懐かしくて流石に笑っちゃった》《タカヤのネタなんて誰がわかるんだよ、おっさんホイホイすぎやろwww》《令和に「よっしゃあああああああ」が見られるなんて感動した》と大興奮の声が上がっていた。

令和に掘り起こされる“カルト作品”の数々

「デッドプール:SAMURAI」はアメコミのスピンオフでありながら、数々の「ジャンプ」作品のパロディーが盛り込まれているのが特徴。しかもメジャーどころだけでなく、かなりニッチな作品まで押さえていることから評価が高い。

たとえば連載第1話にて、デッドプールは「左が全身やられちまった」という不可解なセリフを放っていた。これは2006年に連載され、18週で打ち切りとなった『斬』という漫画の迷言が元ネタだ。

他にも、「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」というセリフが一人歩きして有名となった『ツギハギ漂流作家』がパロディーされたことも。ジャンプのカルト作品が好きな人にとっては、たまらない作風だと言えるだろう。

14話のラストは「タカヤ」のラストシーンと同様、「THE ENDォォ!!」で締められたが、「もうちっとだけ続くんじゃ」ということで最終回ではないとのこと。せっかくなら、最近新たにカルト作品の仲間入りを果たした『サムライ8 八丸伝』なども登場するとよいのだが…。今後のパロディーに期待しよう。

文=野木

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