『呪術廻戦』152話の禪院真希に読者ドン引き…「直哉よりやってること酷い」

『呪術廻戦』152話の禪院真希に読者ドン引き…「直哉よりやってること酷い」

『呪術廻戦』16巻(芥見下々/集英社)

6月14日発売の『週刊少年ジャンプ』28号に掲載された『呪術廻戦』の最新話で、禪院真希の行動が物議を醸している。彼女の行動は「正当防衛」なのか、それとも少年漫画のヒーローとしてあってはならない「殺戮」なのか…。読者の間では、否定的な声が多数を占めているようだ。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

最新話の第152話『葦を啣む-跋-』では、真希が禪院家をついに全滅させた。彼女に襲い掛かってきた刺客はもちろん、その場に居合わせなかった残党も殺害してまわり、呪力を持たない母親までも手にかけたのだ。母親は即死はしなかったものの、首を切られた出血により後に力尽きている。

ここ数話、真希はかつて虐げられてきた恨みを晴らすように、禪院家の人々を次々と撃破してきた。とくに第150話『葦を啣む -参-』では武装集団「躯倶留隊(くくるたい)」や術師集団「炳(へい)」など、大量の術師を葬り去っている。しかし、その際には相手に明確な殺意があったため、ファンからは〝正当防衛〟であるとして擁護されていた。

だが最新話では無抵抗の母親や、屋敷にいなかった人々まで手にかけているため、もはや言い訳の余地がない状態に。これまで真希の行動や境遇に同情していた人からも、《もうだめだ、真希さんのことただの殺人鬼にしか見えん》《真希さん、罪のない女子どもも殺したんでしょ? 直哉や他の禪院よりやってること酷くない? 最悪だわ》《真希は完全に悪人なのよなぁ。覚醒自体はアツかったけどあの終わり方は複雑な心境になるよね》《むちゃくちゃすぎる。真希ちゃん、大量殺人犯になっちゃったんだなあ…》と拒否感を示す声が続出している。

真希の行動は夏油傑に似ている?

真希の行動が法的に罪かどうかはさておき、重要なのは〝読者に許されるかどうか〟という点だろう。禪院家の全員が圧倒的な「悪」として描かれていれば、読者からも許された可能性はあるかもしれない。だが、禪院家は少なくとも世に仇なす呪霊を祓う呪術師が多数所属していた一族だ。詳細に描かれていない人物なども殺されているため、全ての人間が悪だったとは断言できない。

見境なく全員を殺すことで禪院家を壊した真希の行動は、非術師を抹殺することで呪術師だけの世界を作ろうとした夏油傑の行動に近いものを感じる。結局、夏油の計画は阻止されたが、真希は限定的とはいえ、それを実現してしまったと言えるかもしれない。

真希も夏油と同じように、最悪の「呪詛師」として扱われるようになるのか。その末路も含めて、もっとも今後が気になるキャラクターと言えるだろう。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』16巻(芥見下々/集英社)

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