“二人乗り炎上”のアニメ『スーパーカブ』主人公が破天荒すぎ!?「もはやギャグアニメ」

“二人乗り炎上”のアニメ『スーパーカブ』主人公が破天荒すぎ!?「もはやギャグアニメ」

“二人乗り炎上”のアニメ『スーパーカブ』主人公が破天荒すぎ!?「もはやギャグアニメ」 (C)PIXTA

以前から主人公・小熊のアウトローな行動が話題になっていたアニメ『スーパーカブ』(TOKYO MX)。第11話では今までとは比べ物にならないほどの破天荒な行動が描かれ、視聴者から《もはやギャグアニメなんじゃないか?》と疑われ始めているようだ。

前回のラストでは、クラスメイトの小さな女の子・恵庭椎が自転車で〝ねこ道〟を走行中に川へ転落。冬の清流に半身が浸った状態で動けなくなってしまい、持っていたスマートフォンで小熊に助けを求めた。

そして今回は椎を救出するエピソードが描かれたのだが、小熊は救急車を呼ぶことも警察に連絡することもなく、「スーパーカブが必ず助けに行く!」と単独で救出へ。さらにすっかり冷え切ってしまった椎をスーパーカブの前かごに乗せ、そのまま家に連れ帰り、風呂に入れて無事救出完了…という流れになる。

この救出劇に視聴者からは、《ツッコミどころがあるってレベルじゃない…》《レスキューも呼ばないで、あろうことか前かごに入れて救出とかワケがわからん》《これ多分炎上するやつでしょw》《なんで全部自分たちでやろうとするの?》といったツッコミが。中には《最後まで見ようと思ってたけど、救急に関して不適切なことを描かれるともう無理…》と、本気で批判する人もいるほどだ。

小熊が救急車を呼ばなかった理由とは?

同アニメは第6話にて、免許取得後1年未満の小熊がスーパーカブで二人乗りを披露。「道路交通法違反ではないか」と物議を醸していた。しかし今回の救出劇は、そんな騒ぎも霞んでしまうほどの内容。プチ炎上した第6話の時とは違い、《ここまで吹っ切れればファンタジー過ぎて逆に炎上しないかも》などと言われている。物語の終盤に入って、視聴者も『スーパーカブ』というアニメをどのように楽しめばいいのか分かってきたのかもしれない。

ちなみに『スーパーカブ』の原作小説には、小熊が救急車も呼ばず単独で助けに向かった理由がしっかり描写されている。まず小熊は、都心の消防や警察が通報からどれくらいの時間で到着するか把握しており、それは「清流に浸った人間が死に至るには十分すぎる時間」だと判断。椎を前かごに乗せたのも、後部座席にはスチールボックスが装着されていたため、外す時間を惜しんでの行動だったらしい。さらには走行中に椎の体温が低下し、「止めを刺してしまう」ことも覚悟している様子だった…。

ただこのような説明がアニメでも必要だったかというと、決してそんなことはない。大事なのは、小熊が常識よりも友人を優先するキャラであるということ。一般的に正しいとされる救出方法を全て実践して、その結果友人を死なせてしまったら意味がない…と考えているのではないだろうか。

次回はいよいよ最終回で、一足早い桜を見に九州までツーリングするようだが、ハードボイルド小熊はどのような行動を見せてくれるのだろうか。

文=大上賢一

【画像】

Koldunova / PIXTA

【あわせて読みたい】