『ONE PIECE』ミホークって普段なにしてるの…?“世界一の剣豪”の暇人伝説

『ONE PIECE』ミホークって普段なにしてるの…?“世界一の剣豪”の暇人伝説

『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

漫画『ONE PIECE』の世界には、何をして暮らしているのか分からないキャラが多い。海賊といっても、ほとんどは略奪行為を行っているようには見えず、気ままなその日暮らしのようだ。とくに世界最強の剣士、ジュラキュール・ミホークに関しては、読者の間で《あまりに暇人すぎる》というツッコミが相次いでいる。

そもそもミホークは、初登場の頃から暇人キャラだった。彼が物語に現れたのは、第50話『己々が路』から。グランドラインへの進出を果たした首領(ドン)・クリークの海賊艦隊を、たった1人で撃破。イーストブルーに逃げ帰ってきたクリークを追いかけ、遠路はるばる海上レストラン「バラティエ」までやってきた…といういきさつだ。

刀1本で戦艦を真っ二つにしたミホークは、クリークの部下から「なぜ自分たちを狙うのか」と聞かれることに。すると彼は、真顔で「ヒマつぶし」と言い放つ。これは凶悪な海賊たちをヒマつぶしで壊滅させるという、ミホークの圧倒的な実力を示すセリフだ。しかしその一方、世界最強の剣士が初心者狩りのためにイーストブルーまでやってくるのは中々シュール。「どれだけヒマだったのか」という疑問を抱かざるを得ない。

2年後の「新世界編」でも相変わらず

その後もミホークの暇人伝説は止まらない。第592話『エール』では、ミホークがグランドラインにある「シッケアール王国」の跡地に拠点を構えていることが明らかに。豪華な建物の一室で、優雅にワインを飲みながら新聞を読むミホークの姿が描かれていた。

知っての通り、その後ゾロとペローナは2年にわたってミホークの居候となる。3人が一体どんな時間を過ごしたのか、ハッキリとは描かれていないものの、基本的にはゾロの修行を見守っていたようだ。当時のミホークは七武海の一員だったが、他にやることはなかったのだろうか…。ハンコックやドフラミンゴなど、他の七武海が精力的に活動していたことを思えば、ミホークが怠惰であることは否めないだろう。

かつてのミホークは「麦わらの一味」に興味を持ち、ルフィの活躍をシャンクスに知らせるなどの動きを見せていた。しかし今やそのシャンクスにも興味を失い、ほとんど隠居状態になっているようにも見える。

もちろん、作者の尾田栄一郎が何の意味もなく世界最強の剣士という設定を作ったとは考えにくい。今後見せ場が用意されているのは間違いないだろう。その時はぜひ、最強の名にふさわしい活躍を期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

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