『ONE PIECE』ゾロの「二度と敗けねェ」はウソ!? 実は多すぎる敗北の歴史

『ONE PIECE』ゾロの「二度と敗けねェ」はウソ!? 実は多すぎる敗北の歴史

『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』において圧倒的な人気を誇るキャラクター、ロロノア・ゾロ。物語の序盤で〝鷹の目のミホーク〟に敗北した際、「二度と敗けねェ」と豪語した姿は今でも語り継がれている。しかしそんなゾロの戦績を振り返ると、実は数えきれないほど敗北が多い。そのため、読者の間では《さすがに負けすぎなのでは?》と心配する声が後を絶たない…。

その敗北の歴史は、ミホーク戦の直後に描かれた「アーロンパーク編」から始まる。ゾロは〝六刀流のハチ〟ことはっちゃんを撃破するものの、親玉のアーロン相手に敗れてしまったのだ。とはいえこの時は怪我がまだ治っておらず、瀕死の状態だったため、無効試合としてもいいだろう。問題はそれからしばらく後、「空島編」での出来事だ。

第30巻276話『SHANDIA RHYTHM』にて、ゾロは〝スカイピアの神〟エネルと戦闘する。その際にはワイパー、ロビン、ガン・フォールといった味方が存在し、4対1という有利な状況だったにも関わらず、エネルには全く歯が立たなかった。というのもエネルは「ゴロゴロの実」の雷人間であり、通常の攻撃が効かなかったため。ゾロは「海楼石」で対抗しようとするも、あっさりと「雷獣(キテン)」を受けて倒れてしまう。

いくらエネルの能力が強すぎるとはいえ、まるでモブのような敗北だったのが悔やまれるところ。その後、ルフィから「お前がいて、何でこんなことになってんだ!」と言われてしまうのも情けない。ルフィの前で二度と敗北しないと誓っていたことを思うと、何ともばつの悪い場面である。

バリエーション豊かな敗北シーン

エネルは作中最強クラスの実力をもつキャラであり、ゾロが敵わなかったのも仕方ないかもしれない。しかしそれ以降にも、ゾロは幾度も敗北を積み重ねてきた。

たとえば第48巻461話『ゴーストバスター』では、「スリラーバーク海賊団」の幹部・ペローナ相手に敗北している。ペローナはゴスロリ衣装のかわいらしい女性キャラで、「ホロホロの実」の能力者。彼女の技である「ネガティブホロウ」は、霊体に触れた人物を極限までネガティブにするというものだ。ゾロもこの技に触れた瞬間にネガティブとなり、「みなさんと同じ大地を歩いてすみません」という屈辱的なセリフと共にあっさり戦闘不能となっている。

その後、2年後の世界では修行によりさらに強くなったゾロが登場。今度こそ無敗を貫くかと思いきや、「パンクハザード編」にて思わぬ黒星が。第67巻666話『イエティ COOL BROTHERS』にて、一瞬で酔っ払ってしまうという「KYPガス弾」により意識を失っていた。

あの手この手で屈辱を味わうゾロの様子に、読者からは《唯一純粋な戦闘員なのに…》《大口を叩いてたわりに負けすぎじゃない?》などと疑問を呈する声も。その一方で、《剣士相手には負けていない》と擁護するファンもいるようだ。たしかにゾロに勝つキャラは特殊な能力をもっていることが多く、真っ向勝負していないのは確かだろう。

現在のゾロは、四皇のカイドウ率いる「百獣海賊団」と戦闘中。これまでの敗北を払拭するような、輝かしい大金星をあげてくれることを期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

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