釣り竿で殺害!?『名探偵コナン』アニオリ回で物議を醸した「雑なトリック」3選

釣り竿で殺害!?『名探偵コナン』アニオリ回で物議を醸した「雑なトリック」3選

釣り竿で殺害!?『名探偵コナン』アニオリ回で物議を醸した「雑なトリック」3選 (C)PIXTA

国民的ミステリーアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)には、原作にはない「アニメオリジナル回」が数多く存在する。ほとんどが原作に負けず劣らずのクオリティーを誇り、はっと驚かされるようなトリックで視聴者を魅了してきたが、その中には「さすがに無理がある」と物議を醸した回も。そこで今回は、アニオリ回の中でも屈指の雑なトリックを振り返ってみたい。

ツッコミ殺到!“迷作”と噂される稚拙トリック

<その1>第6話『バレンタイン殺人事件』
同エピソードはアニメ『名探偵コナン』の記念すべき初アニオリ回だが、視聴者からはめっぽう不評。粗だらけのトリックから、迷作エピソードという称号を得ることとなった。

蘭やコナンは、「米花大学」の皆川克彦という男が主催するバレンタインパーティーに参加することに。皆川宅で開かれたパーティーには、同じサークルに所属する学生や彼の家族たちも参加する。しかし突然、克彦が死亡してしまう…というのが事件の流れだ。

犯人は皆川の母・小百合なのだが、問題はその殺害トリックの大雑把さ。驚くべきことに小百合は、パーティーの参加者全員に毒入りのコーヒーを飲ませてしまう。その後、解毒剤入りのケーキを振る舞うのだが、甘いものが苦手な克彦だけは解毒されることなく、毒殺できると考えたのだ。

結果として死亡者は克彦1人だったものの、一旦全員に毒を飲ませ、克彦以外を解毒させるというトリックはあまりに現実味がない。他の人物が死亡していた可能性も十分にあるうえ、実際に息子の進が誤ってコーヒーを飲んでしまい、慌ててケーキを食べさせるシーンもあった。これ以上に大雑把なトリックは早々出てこないだろう。

<その2>第53話『謎の凶器殺人事件』
コナン史上最も難易度が高い犯行として知られているのが、53話『謎の凶器殺人事件』で披露されたトリック。コナンたちが散歩中に遭遇した、とある事件から物語は始まる。

被害者はベランダで死亡していた井本龍介で、太極拳の最中に殺害された模様。犯人はマンション住人で元釣り具店店主・寺沢なのだが、その驚異的な能力が注目を浴びた。というのも寺沢はマンションから30メートル離れた廃ビルの屋上にて、釣り糸に重りを装着。投げ釣りの要領で釣り竿を振り、井本の後頭部を打つことで殺害したという。寺沢いわく、太極拳中は動きが遅いため、狙いを定めやすかったとのこと。

30メートルも離れた場所から後頭部を狙うトリックには、常人離れした能力が必要不可欠。小五郎は作中にて「練習すればできる」と語っているが、まず無理だろう。突飛すぎるトリックは、ネット上で《1番難しいトリック。絶対真似できない》《離れたビルから投げ釣りで撲殺はさすがに草 練習しても無理w》などと語り継がれている。