VTuberの『探偵はもう、死んでいる』出演にアニオタ猛反発!「素人を採用しないで」

VTuberの『探偵はもう、死んでいる』出演にアニオタ猛反発!「素人を採用しないで」

VTuberの『探偵はもう、死んでいる』出演にアニオタ猛反発!「素人を採用しないで」 (C)PIXTA

2021年夏クールの新アニメ『探偵はもう、死んでいる。』(TOKYO MXほか)の本編に、人気VTuberの白上フブキと夏色まつりが出演する模様。しかし、アニメファンからは反発する声が相次いでおり、早くも暗雲が立ち込めているようだ。

『探偵はもう、死んでいる。』は、第15回MF文庫Jライトノベル新人賞の最優秀賞を受賞した同名小説が原作。探偵を名乗る美少女・シエスタと世界中を飛び回り、彼女と死に別れた助手・君塚君彦の〝その後〟を描いた作品だ。まるで過去作からの続編であるかのような設定だが、そういうわけではなく、ワトソン役がホームズのいない世界で活躍するといった新機軸のミステリ。発行部数はシリーズ累計50万部を超えており、アニメ化を楽しみにしていたファンも多いようだ。

一方で白上フブキと夏色まつりは、国内外で注目を集める『ホロライブ』所属のVTuber。原作のプロモーションにも参加していた彼女たちが、アニメにも「本人役」として出演するのだという。VTuberファンにとっては贅沢な起用だが、残念ながらネット上では《外部者のVTuberが土足で入り込まないでほしい》《OP曲とかED曲で採用するのはありだと思うけど、本編に出すのは悪手でしょ》《まずVTuberとか関係なく素人を採用しないでほしい》《原作大好きなのにこれは残念》《ラノベ読者とVTuberのファンってかなりかけ離れてるだろ》といった厳しい声が。さらには《誰も得しない謎コラボ》とまで言われてしまっている。

VTuberが“キャラクター”だったのは過去の話?

傍から見ればVTuberもアニメも同じように思えるが、意外と両者のファン層は被っていないのかもしれない。というのもVTuberが〝キャラクター〟としてちやほやされていたのは過去の話で、現在は〝ガワを被った配信者〟という側面が強い印象。キズナアイのようなバーチャルなユーチューバーは少数派で、いわゆるストリーマーのような活動をしている人がほとんどだ。

『ホロライブ』所属のVTuberはまだアニメ的なキャラクター性を保っている方だが、それでもアニメやラノベファンが求める虚構性とはかけ離れているのだろう。つまり現状のVTuberがアニメに出演しても、〝声優素人の配信者〟が本人役で登場する…といった受け取られ方をしてしまう。かつて歌い手のそらるが『ダンガンロンパ THE ANIMATION』のEDに起用され、散々批判されてしまった時と、状況的にはあまり変わらないのではないだろうか。

また今回のコラボに関しては、《原作者やアニメ制作側がVTuberのファンなのでは?》と疑う声も。たしかにVTuberを起用すればアフレコ現場などで〝本人〟に会えるのかもしれないが、そこまで趣味と仕事を混同していることはさすがにないことを祈りたい。

文=大上賢一

【画像】

kohanova / PIXTA

【あわせて読みたい】