『チェンソーマン』の海外人気が異常!?『進撃の巨人』の二の舞を避けられるか

『チェンソーマン』の海外人気が異常!?『進撃の巨人』の二の舞を避けられるか

『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

アニメーション制作会社『MAPPA』が、現在制作が行われているTVアニメ『チェンソーマン』のティザーPVを公開。日本語をしのぐ勢いで英語コメントが殺到しており、海外アニメファンからの熱狂的な人気が浮き彫りとなった。

同作は“ポスト鬼滅の刃”に挙げられるほどの人気を誇る、『週刊少年ジャンプ』の同名漫画が原作。アニメ化が発表された時点でかなりの注目度だったが、今回公開されたティザーPVは期待を上回るクオリティだった。キャラクターのセリフは一切なしで、BGMとシーンのカットだけで見せる内容。よほど作画力に自信がなければできない構成だが、思わず肌が粟立つほどの迫力となっている。

そんな『チェンソーマン』のティザーPVに、海外ファンからは《冗談でもなんでもなく100回再生した》《原作の狂気がどんな風にアニメで再現されるのかと思ってたけど、これは期待を超えてきた》《間違いなくアニメの歴史を変えるだろう》《MAPPAは最高の仕事をした》《私がチェンソーマンのアニメに期待する雰囲気を完全に再現してくれている》といった絶賛の声が。YouTube上で公開された同動画は、2日間でおよそ500万回もの再生数を記録していた。

不安材料は海外ファンの“手のひら返し”

『チェンソーマン』のティザーPVが最初にお披露目されたのは、6月27日に行われたMAPPAの10周年記念イベント『MAPPA STAGE 2021』。このイベントの模様はYouTubeでもライブ配信されたのだが、コメント欄はほとんど海外ファンのコメントで埋め尽くされていた。またアメリカでは「MAPPA」がツイッターのトレンド1位を達成するほどの熱狂っぷり。海外で日本のアニメが注目されるのは珍しくないが、『チェンソーマン』はほとんど異常とも言える盛り上がりを見せている。

その一方、唯一不安なのが「海外のアニメファンは作画のクオリティに厳しい」という点だ。MAPPAはWIT STUDIOから引き継ぐ形で『進撃の巨人 The Final Season』のアニメ化を手掛けたが、最初こそ絶賛されていたものの作画クオリティをめぐってバッシングがスタート。とくに今年2月に第12話が放送された際は、公式ツイッターに罵詈雑言のリプライが押し寄せる事態となっていた。

『進撃の巨人』と同様、『チェンソーマン』も海外人気が高い原作だからこそ、アニメ本編の出来次第では容赦なく叩かれてしまうことだろう。またMAPPAは今後『劇場版 呪術廻戦 0』や『進撃の巨人 The Final Season Part2』など多くの作品を抱えているため、《スケジュールに余裕がないのでは?》と心配する人も。実際にどれほどのクオリティを保てるのかはわからないが、多くの人にとって幸せなアニメ化になることを祈るばかりだ。

文=大上賢一
写真=まいじつエンタ
■『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

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