『鬼滅』も『呪術』も古い!? 女性オタクの間で本当に流行っているマンガとは…

『鬼滅』も『呪術』も古い!? 女性オタクの間で本当に流行っているマンガとは…

『鬼滅』も『呪術』も古い!? 女性オタクの間で本当に流行っているマンガとは… (C)PIXTA

社会現象となった『鬼滅の刃』ブームも今や過去の話。「ネクスト鬼滅」との呼び声が高かった『呪術廻戦』のヒットもひと段落したようで、女性オタクは次のジャンルに移行しつつある。いまだにこれらの作品を最先端として取り上げるメディアも多いが、本稿では“本当に女性から支持されているコンテンツ”をご紹介しよう。

間違いなく次にブームが来る作品と言えるのは、アニメ化をきっかけにファンが倍増した『東京卍リベンジャーズ』だ。同作は「一番熱くて、一番切ない」と銘打ったタイムリープサスペンス。主人公・花垣武道は中学時代に付き合っていた彼女・橘日向が殺されたことを知り、失意のどん底へ。そこで突然12年前の世界へタイムリープし、彼女が死ぬ原因となった関東最凶不良軍団「東京卍會」の頂点を目指す――。

『新宿スワン』の作者・和久井健の最新作だが、キャッチ―な設定や魅力的なキャラクターによって一躍話題に。アニメ化以前から単行本の売上は1,000万部を突破していた。さらにアニメが好評だったことで人気に火が付き、現在は2,500万部近くまで売上が伸びている。

とくにアニメ版の効果が大きかったのは、大量の女性ファンを取り込んだこと。“推し”のキャラクターができた人も多いようで、ネット上では《東京卍リベンジャーズめっちゃおもろくてハマってる。ドラケンと千冬好きすぎる》《タケミチが成長していく姿が可愛い》《東リベ、マイキーが好きすぎてドハマりしてしまった》といった声が上がっていた。

「東卍」の他にも! 次に来る女性覇権ジャンルは…

またサブカル好きの女性が注目している作家として、和山やまの存在は外せない。和山は2019年の初単行本『夢中さ、きみに。』によって、「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門新人賞や「手塚治虫文化賞」の短編賞などを獲得。さらには商業誌初連載となる『女の園の星』によって、『このマンガがすごい! 2021』オンナ編の1位に輝いた。

そうしたヒット作に埋もれがちだが、実は女性から絶大な支持を受けているのは『カラオケ行こ!』という作品。男子高校生がヤクザに歌を教えるというユニークなストーリーで、単行本1冊で完結した作品でありながら、イラスト投稿サイト『pixiv』にはファンアートが溢れかえっている。

和山作品の魅力はなんといっても、独特のセンスで構成されたセリフ回し。日常で耳にすればクスリとするような、シュールでリアルな会話がやみつきになること間違いなしだ。またボーイズラブとまではいかない、男性同士の絶妙な距離感も女性心をくすぐるのだろう。

こうして見てみると、女性人気が高い作品には「男性同士の友情を描いている」という共通点があるようだ。もちろん背景となるストーリーがあってこそだが、それによって浮き彫りになる濃厚な人間関係に惹かれるのではないだろうか。

文=「まいじつエンタ」編集部

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ufabizphoto / PIXTA

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