第二の桐生ココ!? VTuberが中国人の怒りを買って謝罪「ガチで怖すぎる」

第二の桐生ココ!? VTuberが中国人の怒りを買って謝罪「ガチで怖すぎる」

第二の桐生ココ!? VTuberが中国人の怒りを買って謝罪「ガチで怖すぎる」 (C)PIXTA

人気声優・茅野愛衣の「靖国参拝」騒動をはじめとして、ここ最近中国のネットユーザーによる炎上案件が相次いでいる。そのほとんどが言いがかりに近いものだが、7月上旬には、とあるバーチャルユーチューバー(VTuber)が厄介なトラブルに巻き込まれてしまったようだ。

騒動の渦中にあるのは、YouTubeや中国の動画サイト『Bilibili』などで活動しているVTuber・花園セレナ。中国市場で大きな人気を集めていたようで、「Bilibili」での登録者数は約55万人に到達している。

そんな花園だが、とある配信で中国の地図を表示したところ、そこに「台湾(中華民国)」という表記があったことなどが問題に。日本人はあまり意識する機会がないが、中国のネットユーザーにとって「台湾は独立した国ではない」という中国政府の見解は絶対的な意味をもっているのだ。

花園はこの問題をめぐり、ツイッターなどで謝罪文を投稿。「間違った地図」を出したことを謝ると共に、「中国の国家主権や領土保全」への理解をアピールしてみせた。

誠実な対応を行ったためか、今回の〝ミス〟は大規模な炎上にはいたっていない模様。花園の謝罪文に対して、中国のネットユーザーと思われる人々は《次の生放送で謝罪することをお勧めします。中国を侮辱しましたが、私たちはまだあなたを愛しています》《意図しない間違いは許されます。これを教訓として受け止め、今後さらに注意を払ってください》《同じ間違いを二度としないでください》といったリプライを寄せている。

「踏み絵」のような状況に憤慨する人も…

とはいえ花園はたんに地図を表示しただけであり、政治的な話題に触れてすらいない。それにも関わらず謝罪を強いられ、中国政府の方針を受け入れざるを得ないという状況は、健全な関係性とは言いがたいだろう。

今回の件に関して違和感を抱く人からは、《ガチで怖すぎる。中国を顧客にしたらダメってことよな》《中国で活動するということは、VTuber でさえ政治思想を強制されるのだなぁ》《中国人クレーマー恐るべし》《もうこのいちいち中国に頭下げて媚びる風潮やめようや》などとさまざまな意見があがっている。

最近ではVTuberの中国進出が進んでいるが、それに伴って炎上リスクが急速に上昇中。7月1日に『ホロライブ』を卒業した桐生ココも、「一つの中国」問題が引退のきっかけになったと言われている。彼女の場合はYouTubeのアナリティクス情報に「台湾」が表示されたという些細な出来事から、半年以上にわたる炎上騒動が巻き起こっていた。

中国市場には大きなビジネスチャンスが存在するものの、今後も炎上リスクは避けられないことだろう。第二第三の桐生ココが生まれてしまうのも、時間の問題かもしれない…。

文=大上賢一

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Benzoix / PIXTA

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