『ONE PIECE』の世界は危険だらけ!? 恐ろしすぎる「自然の驚異」3選

『ONE PIECE』の世界は危険だらけ!? 恐ろしすぎる「自然の驚異」3選

『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』の物語において、主人公である「麦わらの一味」はさまざまな強敵たちと死闘を繰り広げてきた。しかしルフィたちの前に立ちはだかるのはそれだけではない。作中では世にも恐ろしい自然現象が巻き起こり、海を行く海賊たちを苦しめるのだ。今回はその中でもとくに印象的な「自然の驚異」をご紹介しよう。

海賊たちの旅路はいつも死と隣り合わせ

<その1>突き上げる海流(ノックアップストリーム)
その存在が初めて明かされたのは、第229話『メシを食おう』でのこと。ルフィたちはログポースが上空を指したことで「空島」の存在を知るが、移動手段をもたなかった。そこでモンブラン・クリケットが提示したのが、「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」を利用した移動法だ。

「ノックアップストリーム」は特定の海域でのみ発生する自然現象。超巨大な海流が空高く噴き上がるのが特徴で、まるで海と空をつなぐ柱のような見た目をしている。それだけでも驚異的な現象だが、この状態が約1分も持続するというから驚きだ。ちなみに仕組みとしては、海底より深い場所にある空洞に低温の海水が流入。地熱で熱されることによって海底で大爆発が起こる…ということらしい。

ルフィたちは「ノックアップストリーム」に乗りなんとか空島に到達したが、このルートは〝全員生きるか全員死ぬか〟とも言われる運任せの方法。もし空中に噴き上げられた後、海面へと叩きつけられれば生き残る術はないだろう。爆発が起こる場所が毎回違うなどの理由から、そもそも「ノックアップストリーム」に乗ること自体が難しく、ルフィたちが成功したのは奇跡のようなものだったのかもしれない。

<その2>トラストアップストリーム
「ノックアップストリーム」と同じく、空高くに突き上がるような海流として「トラストアップストリーム」という現象も存在する。こちらは劇場版『ONE PIECE FILM Z』につながるアニメオリジナルエピソード『Zの野望編』で登場したもの。モベジュムール海域(不機嫌海域)で起きる自然現象の1つとして、「麦わらの一味」を驚かせることとなった。

もともとモベジュムール海域は、嵐が吹き荒れることが当たり前の超危険地帯。砲弾のような大きさの雨や雹、雪ならぬ雪崩が降ってくるなど、現実離れした現象が巻き起こっている。そんな中で生じる「トラストアップストリーム」は、空島まで届くほどの高さはないものの、広範囲にわたって発生するため海上にいる場合はきわめて危険だと言えるだろう。

作中ではモベジュムール海域にて、麦わらの一味・NEO海軍・海軍という三つ巴の戦いが勃発。そこでルフィたちは、「トラストアップストリーム」を利用してピンチを切り抜けていた。