仗助を助けた男は誰?『ジョジョの奇妙な冒険』4部の「未解決の謎」3選

仗助を助けた男は誰?『ジョジョの奇妙な冒険』4部の「未解決の謎」3選

仗助を助けた男は誰?『ジョジョの奇妙な冒険』4部の「未解決の謎」3選 (C)PIXTA

第6部『ストーンオーシャン』のアニメ化決定や、スピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写ドラマ化など、近年ますます盛り上がりを見せている『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。同作では緻密に張り巡らされた伏線によってストーリーが展開するが、その中には最後まで意味が分からない謎の描写も多数ある。今回は第4部『ダイヤモンドは砕けない』から、いまだ解決されていない謎を取り上げていこう。

謎が多すぎる第4部のストーリー

<その1>幼い頃に仗助を助けた謎の男
第4部の主人公・東方仗助といえば、バッチリと決めたリーゼントがトレードマーク。その特徴的な髪型には、とある理由がある。幼い頃、高熱を出した仗助を母親が病院に連れていくのだが、大雪で車がスタック。そこにリーゼントの少年が現れ、学ランをタイヤの下に敷くことで車を抜け出させたのだった。仗助は命の恩人である少年への憧れによって、リーゼントヘアを選ぶようになる。

この少年が謎を呼んだのは、見た目が青年になった仗助の姿にそっくりだったため。また、なぜか血だらけの状態となっていたことも意味深だ。当然読者の間ではさまざまな憶測が飛び交ったが、結局その正体は最後まで明かされなかった。

読者の考察として最も有名なものは、彼が「未来の仗助」であるという説。時間を移動できるスタンドによって、何らかの理由で過去に降り立ったのではないかと推理されていた。しかし作者・荒木飛呂彦のインタビューでは、未来の仗助説は明確に否定されている。

一連のストーリーは仗助本人ではなく、康一から又聞きとしたものとして描かれているため、そもそも話の正確性にも疑問が残る。いずれにしても謎は深まるばかりで、ネット上では現在でも《あれは伏線じゃないって言い張るやつ多くてビビる》《仗助が死にそうな時にたまたまリーゼントの人がいただけ》などと議論が白熱しているようだ。

<その2>仗助がパーマンを知らない
物語序盤、仗助と康一がスタンド使い・間田敏和と対峙した際のこと。彼は仗助たちに向かって、『パーマン』に登場するコピーロボットのことを語る。しかし仗助は「パーマン」のことを知らず、間田からバカにされてしまうという一幕があった。

このシーンだけ見ると別に不思議はないのだが、仗助は『Dr.スランプ アラレちゃん』に『サザエさん』、『鉄腕アトム』に『ポパイ』などさまざまなサブカルチャーに言及している。アニメや漫画を多少なりとも知っているはずなのに、なぜ「パーマン」だけは名前を聞いたこともないのか…。

仗助が「パーマン」を知らない理由については、「放送期間の問題」だとする説も。4部の舞台は1999年であり、仗助は高校1年生。逆算すると1983年生まれになる。アニメ「パーマン」の放送期間は、旧作が1967~68年、新作が1983~85年だ。新作にしても仗助が0歳から2歳の間に放送されていたことになるため、「パーマン」を知らないとしても無理はないだろう。逆に2学年上の間田は、幼少時代「パーマン」を見て育ったため熱烈なファンになっているのかもしれない。