ジャンプ新連載『レッドフード』早くも暗雲!“サム8化”に怯える読者たち

ジャンプ新連載『レッドフード』早くも暗雲!“サム8化”に怯える読者たち

ジャンプ新連載『レッドフード』早くも暗雲!“サム8化”に怯える読者たち (C)PIXTA

6月28日発売の『週刊少年ジャンプ』30号からスタートした新連載『レッドフード』に、早くも不安の声が相次いでいる。第1話の時点では新時代の王道を切り拓く作品として注目を集めていたが、はやくも週刊連載における弱点が露わになりつつあるようだ。

同作は、人に化け人を食らう「人狼」と、不思議な武器によって人狼を狩る「狩人」との戦いを描いたファンタジー作品。第1話では主人公の少年・ベローが凄腕の狩人・グリムと共に、「カソカ村」にひそむ人狼を打倒する様がドラマチックに描き出された。

ところがスピード感に満ちていた第1話に比べて、それ以降の展開はやや失速している印象。すでに3話まで掲載されているが、いまだに物語の起点となった「カソカ村」から物語が動いていない。さらに、村に潜む人狼もすべて倒しきれていない状態だ。

近年はスピード感のある漫画が人気を得やすい傾向にあり、第1話だけでプロローグの起承転結を描き終えることが多い。例外もあるが、少なくとも第3話までチュートリアル的な展開が続くことは稀だと言える。しかし「レッドフード」はまさにその稀な例で、第3話は人狼の生態や狩人の心構えの説明に終始していた。

こうしたテンポ感に対して、読者からは《3話まで引っ張って雑魚2匹処理できないのはちょっと遅すぎる》《レッドフード、期待値が高すぎたんだなって…》《序盤のテンポの悪さが原因で打ち切られた作品は過去何個もあるから、それに該当しないことを祈るばかり》といった声が相次いでいる。

「サムライ8」のトラウマがよみがえる読者たち

同作は連載が始まる前、読み切り版として「ジャンプ」に掲載されたことがある。その際に同作の担当として紹介されていたのが、岸本斉史のSF漫画『サムライ8 八丸伝』を手掛けた編集者だった。「サムライ8」といえば難解な世界観と複雑なストーリー展開で知られ、『NARUTO -ナルト-』作者の新作にもかかわらず約1年で連載終了を迎えた問題作だ。

連載化した後も「レッドフード」の編集者が同じであるかは定かでないが、ここ最近のスピード感は「サムライ8」を彷彿とさせるものだという指摘も。ネット上では《担当ガチャでハズレ引いちゃった感じか》《レッドフードの編集担当、サムライ8の人なのか。ああ、なるほどね…》《レッドフードの担当サム8の人ってマジ? かわいそうだな》《明らかに引き延ばしが酷すぎて、これよく編集通したなておもったら、担当はあのサム8の人だとか。これは終わった》などと、責任を編集者に押し付ける人が続出している。

もちろん序盤の不評を挽回し、ヒット作へと成長していった作品も数多く存在する。「レッドフード」の物語はまだ始まったばかりなので、今後の挽回に期待したいところだ。

文=野木

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