『バキ道』範馬勇次郎に衝撃の過去が発覚! まさかの“BL展開”に賛否の声

『バキ道』範馬勇次郎に衝撃の過去が発覚! まさかの“BL展開”に賛否の声

『バキ道』範馬勇次郎に衝撃の過去が発覚! まさかの“BL展開”に賛否の声 (C)PIXTA

大人気格闘漫画『刃牙』シリーズの最新作として、大きな話題を呼んでいる『バキ道』。7月15日発売の『週刊少年チャンピオン』33号に掲載された最新話で、地上最強の生物・範馬勇次郎の新たな生態が判明した。しかし、その内容があまりにセンシティブだったため、読者の間で激しい議論を巻き起こしている。

※『バキ道』最新話の内容に触れています

第100話『我以外皆 異性也』では、医師が勇次郎についての調査結果を語るシーンがある。そこで、勇次郎の「雄ホルモン」の分泌がケタ外れだということが明かされた。実は勇次郎には自分以外の老若男女、全てが異性に見えているという。

その一方で、冒険家のジョー・ウィリアムなる男性が勇次郎の過去を明かす一幕も。ジョー・ウィリアムは44歳の男性で、全身に毛を蓄えたまさに益荒男という風貌。だが驚くべきことに、かつて勇次郎によって「手ごめにされた」過去があるらしい。具体的に何が起こったのかは省略されているが、勇次郎に羽交い絞めにされ、唇を奪われた後、裸でうずくまっている姿が描かれていた。

これまでのイメージを覆すような設定が突然出てくるのは、もはや『刃牙』シリーズの定番。しかも勇次郎に関しては、何が起こっても不思議ではない何でもありの生物だと言えるだろう。今回の新事実に対して、読者たちは《今回のバキ道衝撃的すぎてめちゃくちゃ笑ってしまった》《相撲トーナメントより面白い》《バキ道で唐突にBLしてて笑った》などと盛り上がりを見せている。

“同意なき性交”にモノ申すアカウントも

その一方、勇次郎が明らかに拒絶していた男性を襲い、トラウマを植え付けたことに違和感を抱く人も多い。とくにBLの研究家として知られる金田淳子氏は、ツイッター上で《範馬勇次郎に伝えたい。レイプは本当にやめて》などと批判的な論調を繰り広げている。

今回のエピソードでもっとも議論を呼んでいるのは、ジョー・ウィリアムが「自分の中に〝女〟があるから襲われた」と認識していた点。実際には性的な暴力のターゲットになるのは女性だけではなく、被害に遭ったことの理由付けとして〝女性という属性〟を持ってくるのは間違っている。もちろんあくまでフィクションであり、登場人物の発言なので作者の思想ともかぎらないが、この点に拒絶反応が出る人がいるのも当然だろう。

勇次郎の暴力に困惑しているのは、金田氏だけではないようだ。もし話題性を出すために追加した設定だとしても、もう少し慎重に取り扱うべきテーマだったかもしれない…。

文=大上賢一

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Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

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