『転スラ』『はめふら』続編も… 夏アニメの“なろう系”全6作を徹底レビュー!

『転スラ』『はめふら』続編も… 夏アニメの“なろう系”全6作を徹底レビュー!

『転スラ』『はめふら』続編も… 夏アニメの“なろう系”全6作を徹底レビュー! (C)PIXTA

注目作が目白押しの2021年夏アニメ。近年続く流行は変わらず、今期もいわゆる『なろう系』タイトルが多数放送されている。そこで今回は、今期の「なろう系」アニメ全6作品を「爽快感」「笑い」「萌え」という3つの観点からステータス風に評価。各作品の見どころなども紹介しているので、視聴するアニメに悩んでいる人はぜひ参考にしてもらいたい。

メガヒット作品の続編が登場!

<その1>『転生したらスライムだった件 第2期 第2部』
『転生したらスライムだった件』は、「小説家になろう」黎明期に連載を開始した「なろう系」の先駆けとも言える作品。今年5月にはシリーズ累計2500万部を突破しており、第2期の2クール目となる今作にも大きな注目が集まっていた。

物語の主人公は、元サラリーマンが転生したスライムのリムル。異世界で多種族国家を建国し、さまざまな敵と相対しながら国を発展させていくというストーリーだ。リムルは「なろう系」らしくチートなスキルを持っているため、バトルシーンにおいて爽快感が得られることは間違いなし。また個性豊かな仲間たちとの掛け合いや、コミカルなシーンも多々存在するため、ストレスなく鑑賞できるはずだ。

世界観の関係上、鬼人や妖精といった人間ではない種族が多数登場するのも大きな特徴。女性キャラもバリエーション豊かなので、異種族萌えの人にはたまらないかもしれない。

■『転生したらスライムだった件 第2期 第2部』評価
爽快感:S/笑い:B/萌え:B

<その2>『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』
同作は、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』通称「はめふら」の第2期。一時期「なろう」においてブームとなった〝悪役令嬢モノ〟の代表ともいえる作品だ。

主人公のカタリナ・クラエスはある日、自分が前世で夢中になっていた乙女ゲームの世界に入り込んでいたことに気づく。そして最終的に破滅を迎える悪役令嬢ポジションであることも理解し、破滅フラグの回避に奔走する──。

作中ではカタリナが周囲の女性キャラを魅了していくため、まるで百合アニメのような展開になるところが大きな魅力。百合好きの視聴者たちは、カタリナとヒロインたちのいちゃつく様に熱狂している。

なお、カタリナは前世の知識を持っているものの、チートスキルがあるわけではなく、無双系主人公ではない。バトル系ではなく、ギャグアニメのようなコミカルな作品なので、肩の力を抜いて楽しめるだろう。

また乙女ゲームが舞台という性格上、本来攻略対象となるイケメンな男性キャラも多数登場。「なろう系」の中では、女性でも楽しみやすい作品だと言える。

■『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』評価
爽快感:B/笑い:S/萌え:A

<その3>『現実主義勇者の王国再建記』
『現実主義勇者の王国再建記』は、「なろう系」の中では異色である政治をテーマとした物語。異世界に存在する「エルフリーデン王国」の勇者となった主人公・カズヤが、現代の知識によって王国を立て直していく。

特徴としては、主人公が転生したわけではなく、召喚の儀式によって転移した異世界召喚モノであること。また、チート能力が直接的な戦闘能力ではなく、内政や戦略といった頭脳面での能力であることが挙げられる。

前線で敵を薙ぎ倒すようなバトルではなく、内政での国家再建や戦略による勝利という面が描かれるため、平凡な「なろう系」に飽きた人にはもってこいだろう。また、主人公の周囲は見目麗しい女性キャラで固められているため、萌えアニメとしての需要も満たしてくれる。

■『現実主義勇者の王国再建記』評価
爽快感:A/笑い:C/萌え:B