『ヒロアカ』321話“闇落ち寸前”のデクを救ったのは… アツい展開とセリフに称賛の声

『ヒロアカ』321話“闇落ち寸前”のデクを救ったのは… アツい展開とセリフに称賛の声

『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)

堀越耕平による漫画『僕のヒーローアカデミア』の最新話が、8月2日発売の『週刊少年ジャンプ』35号に掲載。第321話『A組からOFAへ』では前回に引き続き、自己犠牲の果てに暴走する緑谷出久と「雄英高校」1年A組との激闘が繰り広げられた。

※『僕のヒーローアカデミア』最新話の内容に触れています

オール・フォー・ワンが放った「次は君だ」という呪いの言葉に苛まれ、責任の重圧に押しつぶされる出久。A組のクラスメイトはそんな出久と共に戦いたいと願い、それぞれ思いの丈をぶつけるも、出久は「皆は… ついてこれない」と突き放そうとする。

出久は個性「黒鞭」「発勁」を組み合わせた「ワン・フォー・オール 疑似100%」によって猛スピードで空中に飛び出し、クラスメイトから距離をとる。だが、彼らは大勢の個性を組み合わせて巨大なジャンプ台を作成。麗日お茶子や轟焦凍、爆豪勝己など、出久と関わりの深いメンバーが連携して空へと飛び出す。

誰もがモノローグで出久への想いを語る中、最後にバトンを受け取ったのはA組の委員長・飯田天哉だった。飯田は拒絶されることもかまわず、強く出久の手をにぎりしめる…。

「最初の友人」との絆… ヒーロー“デク”復活か

A組vs出久ということで、一体どのクラスメイトが戦いのラストを飾るのか、ファンの間では注目の的となっていた。出久との絆が深い爆豪や麗日ではないか…との予想もあった中、キーマンとなったのはまさかの飯田。その活躍にファンも大興奮しているようで、《委員長として、デクの最初の友人として見せ場があって嬉しい…》《飯田くん本当に最高の委員長だよ、かっこいい》《飯田くんで号泣したわ… 無理み強すぎて無理》《この2人は誰がなんと言おうと最高の友達だと思う》《お茶子でもかっちゃんでもなく、飯田がトライを決めて、「迷子の手を引くインゲニウム」を体現したシーンはスタンディングで泣いていい》と称賛の声が集まっている。

出久と飯田は、「雄英高校」に入学した時からの友人。飯田がA組の委員長になったのも、出久の推薦がきっかけだ。また第52話で飯田がステインに敗北した際には、出久が救出に駆け付けたことも。その際、出久はかつてオールマイトが言った「余計なお世話はヒーローの本質」いうセリフを飯田に伝えていた。

そして今回は、その恩を返すかのように飯田の口からまったく同じセリフが放たれている。まさにこれまで2人が築いてきた関係の総決算だと言えるだろう。

雲が晴れ、希望の光が差し込むような展開となったが、まだまだ楽観するのは禁物。そろそろ、沈黙を貫いてきたオール・フォー・ワンが動き出すかもしれない。また第317話で接触をニオわせたオールマイトとステインのその後も、いまだ不明のままだ。これ以上暗い展開が訪れなければいいのだが…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)

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