『ONE PIECE』ルフィのセンスは芸術的!? 印象的な“あだ名”を振り返る

『ONE PIECE』ルフィのセンスは芸術的!? 印象的な“あだ名”を振り返る

『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』の世界には、変わった名前のキャラクターが多数登場する。とくに主人公のルフィは、新しい人物と出会うたびにおかしな〝あだ名〟を与えることで有名だ。今回はルフィがつけたあだ名の数々を振り返り、その独特のネーミングセンスを堪能してみよう。

まず最も多いパターンと言えるのが、「おっさんシリーズ」。第22話で、ルフィは珍獣たちの住む島に漂着する。そこで宝箱に詰まった男性・ガイモンと出会うのだが、特徴的なヘアスタイルから「たわしのおっさん」というあだ名をつけていた。その後も帽子に風車を付けたココヤシ村のゲンゾウを「風車のおっさん」と呼んだり、ちくわのような髪型をしたイガラムを「ちくわのおっさん」と呼ぶなど、〝見た目+おっさん〟という法則のあだ名を量産していく。

「魚人島」に訪れた際には、リュウグウ王国の国王・ネプチューンに対して「もじゃもじゃのおっさん」という呼び名を付けたことも。相手がたとえ王族であっても一切の忖度はなく、そこそこ年齢がいった男性は全ておっさん扱いとなることが分かる。

また少し凝ったあだ名として思い浮かぶのは、ビッグ・マム海賊団の戦闘員・ペコムズだろう。ルフィは「ゾウ」でペコムズと再会した際に、ネコマムシと混ざったような「ペコマムシ」という名前を口にする。さらにペコムズが悪魔の実「カメカメの実」の能力で亀になった際には、「カメマムシ」という呼び名を使い、「とうとう、ペコムズのぺの字もなくなったな」とツッコまれていた。

さらに滅茶苦茶なあだ名としては、「ワノ国編」で登場した「ボールでブー」が印象的。ホールデムの名前を聞き間違えたことから生まれた呼び名なのだが、もはや見た目も特徴も関係がない。ホールデムは百獣海賊団の真打ちであり、かなりの強者なのだが、ルフィの前では形なしのようだ。

後に仲間になるキャラクターにも容赦なし!

おそらく「おっさんシリーズ」と並んで種類が多いのが、「雑シリーズ」のあだ名だ。「魚人島編」には「マトマトの実」によって遠距離攻撃を繰り広げるバンダー・デッケン九世というキャラが登場するのだが、ルフィは彼を「いろいろ投げるやつ」と呼んでいた。

またスモーカーの部下であり、眼鏡姿がチャーミングなたしぎは「めがねのやつ」呼ばわり。ほかにも「空島編」のサトリは「玉のやつ」、元王下七武海のバーソロミュー・くまは「くまみたいなやつ」など、適当きわまりないあだ名が無数に存在する。

そもそもルフィたちの仲間になるキャラも、最初は変なあだ名をつけられるのがお決まりだ。チョッパーに対しては、ランブルボールを使った変形がよほど物珍しかったのか「七段変形面白トナカイ」というあだ名を使用。またフランキーは見た目の通り「海水パンツ」、ブルックは名前の響きが似ているためか「コロポックル」と呼ばれていた。

これだけあだ名が存在するにもかかわらず、おそらく被りが出ていないのが恐ろしいところ。今後もさまざまな人物と出会うだろうが、どんなユニークな名前をひねり出してくれるのか楽しみだ。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

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