『ヒロアカ』322話デクの心を動かしたのは… 爆豪勝己の“謝罪”に「涙腺崩壊した」

『ヒロアカ』322話デクの心を動かしたのは… 爆豪勝己の“謝罪”に「涙腺崩壊した」

『僕のヒーローアカデミア』31巻(堀越耕平/集英社)

人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の第322話『大・爆・殺・神ダイナマイト』が、8月10日発売の『週刊少年ジャンプ』36・37合併号に掲載された。ついに緑谷出久と爆豪勝己の間で長年くすぶっていた〝いじめ問題〟に終止符が打たれ、大きな反響を巻き起こしている。

※『僕のヒーローアカデミア』最新話の内容に触れています

「雄英高校」1年A組が総力を挙げて出久を捕獲したが、その心はいまだ頑ななまま。クラスメイトたちに説得を受けても、「他人に迷惑かけたくないんだ」という本音が漏れる。出久の内では、学校に戻りたいという思いと、他人を巻き込みたくない気持ちが入り混じっていたのだ。

そんな出久に対して、最後に言葉をかけたのが爆豪だった。爆豪は正面から出久と向き合い、今まで抱いていた感情を打ち明けていく。彼は〝無個性〟の出久を見下していたのに、自分よりはるか先にいる気がして認めたくなかったようだ。そして、そんな出久を遠ざけ、優位に立つためにいじめていたと打ち明ける…。

最後には、蔑称としての「デク」ではなく、きちんと出久の名前を呼んだ上で「今までごめん」と謝罪。頭を下げたまま出久の身を案じ、力を合わせて戦うことを提案するのだった。

ついに「いじめ」を謝罪… 感極まるファンが続出

爆豪は小さな頃から、幼なじみである出久を目の敵にしてきた。第1話では中学生の2人が描かれていたが、そこで爆豪は出久がヒーローになるために用意していたノートを爆破。「雄英高校」を受けないように命令し、「屋上からのワンチャンダイブ」を示唆する過激なシーンもあった。

しかし進学後には、2人の関係は対等なライバルへと変化。目まぐるしい戦いの中で、いじめの過去は半ばうやむやとなっていた。そのため、割りきれない想いを抱え続けてきた読者も多かったようだ。また作者の堀越耕平も爆豪を扱いかねていたらしく、インタビューなどでは「いつか出久に謝るべき」と発言していた。

そんな関係が始まってから約7年。とうとう爆豪のはっきりとした謝罪が描かれたことで、SNSなどでは《爆豪のイジメがなかったことにはならなくて無理って人もいるだろうけど、今回のヒロアカ本誌は俺にとっては激熱だわ》《イジメの様子がホントに笑えなくてずーーーっと大嫌いだったし、なんでこんなヤツが人気あるのか全く理解できなかったけど、最新号でようやく許せた気がします》といった反響が相次いでいる。

また、今回のシーンはたんなる謝罪ではなく、2人の積み重ねてきた絆を描いているのが見どころ。ファンの間では、《かっちゃん成長したね…やっとって感じ。ほんっと泣いた》《「出久」と「今までごめん」で涙腺が崩壊した》《泣きすぎてかっちゃん喋り始めたとこから文字見えなくなって読むの大変だった》《今まで積み重ねてきた結果、やっとかっちゃんの本音が出久に届いてよかった》と感動する声も少なくない。

マイナスの過去を清算したことで、爆豪と出久は新たな関係性に踏み出せるはず。2人にどんな未来が待ち受けているのか、今後の展開に期待したい。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『僕のヒーローアカデミア』31巻(堀越耕平/集英社)

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