『プレステ』関係者が“日本軽視”を否定するも… 意味深な発言にツッコミ殺到

『プレステ』関係者が“日本軽視”を否定するも… 意味深な発言にツッコミ殺到

『プレステ』関係者が“日本軽視”を否定するも… 意味深な発言にツッコミ殺到 (C)PIXTA

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の社内組織である『PlayStation Studios』の統括責任者が、以前から噂されていた〝日本軽視〟を否定。しかし日本のゲーマーにとっては納得のいく説明ではなかったようで、ツッコミの声が殺到している。

現在波紋を呼んでいるのは、『PlayStation Studios』の統括責任者であるHermen Hulst氏の発言。海外メディア『Game Informer』のインタビューにおいて、Hulst氏は日本との関わりについて「私たちはある意味でまだ日本企業であると言えます」「我々は日本のゲームが大好きです」などとコメント。『フロム・ソフトウェア』や『コジマプロダクション』といった日本のスタジオと協力してきた事例を挙げ、日本のゲーム業界を重視している旨を明かした。

しかし〝ある意味で〟という含みを持たせた言い方がいけなかったのか、ネット上では《ある意味ってどういうこと?》《ある意味も何も普通に日本の企業じゃないの?》《日本企業なら「ある意味で日本企業」なんて言い方はしないよね》《ある意味ではとか言ってる時点で完全に軽視してる》《もう日本捨てる言うてるやん》《ある意味で? どんな意味だ?》といった声が。「日本企業である」と断言してしまえば、ここまで突っ込まれることはなかったように思うのだが…。

“日本軽視”を疑われている理由

そもそもゲーム業界におけるソニーの日本軽視の噂は、どのように広まったのだろうか。記憶に新しいのは、新作ハード『PlayStation 5』のコントローラーのボタン設定。『PS4』までは「〇ボタン」が決定で「×ボタン」がキャンセルだったのだが、『PS5』では逆になっている。このことから、欧米の基準に合わせたのではないか…と囁かれていた。

また昨年末から今年にかけて、「SIE」からさまざまな日本のクリエイターが退社。『SIREN』や『GRAVITY DAZE』を生み出した外山圭一郎や大倉純也、『Bloodborne』のメインスタッフなどが去っていった。4月には「SIE」社内の「ジャパンスタジオ」が実質的に解散したため、ゲーマーの間では《もう日本でゲームを作る気はないのだろう》などと言われている。

さらに『PlayStation 5』は世界と比較して国内の出荷台数が少なかったとされており、ゲームファンの不満が溜まっている状況。Hulst氏は日本の市場を重視しているとリップサービスしてくれたが、日本がメインでなくなったのは明らかだろう。

おそらく多くの国内ゲーマーは、いまだに『PlayStation』に特別な思い入れがある。その熱が冷めないうちに、良好な関係を復活できればよいのだが…。

文=大上賢一

【画像】

adam121 / PIXTA

【あわせて読みたい】