ジャンプの新時代を担うのは… 漫画家発掘企画『ミリオンタッグ』優勝者が決定!

ジャンプの新時代を担うのは… 漫画家発掘企画『ミリオンタッグ』優勝者が決定!

ジャンプの新時代を担うのは… 漫画家発掘企画『ミリオンタッグ』優勝者が決定! (C)PIXTA

『ジャンプ+』が主催する漫画家発掘オーディション番組『ミリオンタッグ』が、ついに完結。6組のダイヤの原石たちが繰り広げてきたバトルが幕を閉じ、その頂点に立つ漫画家が決定した。

「ミリオンタッグ」は新進気鋭の漫画家と編集者がタッグを組み、デビューを目指して競い合うという企画だ。約200人に及ぶ応募者の中から、編集者がそれぞれタッグを組みたい漫画家を選出。二人三脚によって、4つの課題に取り組んできた。

そんな同企画でチャンピオンに輝いたのは、『チェンソーマン』や『SPY×FAMILY』などを手掛けてきた編集者・林士平と、ネガティブ思考の漫画家・藤田直樹のタッグ。優勝賞金として500万円を獲得した他、「ジャンプ+」での連載確約や優勝作品の単行本化・アニメ化も決定したという。

林の敏腕っぷりが光ったことはもちろん、藤田の漫画家としての能力が秀でていることも確か。とくに「1話・2話の連載ネームとキャラ絵」という最終課題で作り上げた作品『BEAT&MOTION』では、その力が十二分に発揮されている。

最終課題の審査員は「ジャンプ+」の編集長と副編集長に加えて、「チェンソーマン」作者の藤本タツキ、『地獄楽』作者の賀来ゆうじが務めた。その中で「BEAT&MOTION」は満場一致の高評価を得ており、副編集長の籾山悠太は「作家が持ってる力が圧倒的」と太鼓判を押すほど。

すでに熱狂的なファンも生まれているようで、SNS上では《藤田さんの漫画が1番好きだったので嬉しいし、連載が楽しみだな》《ミリオンタッグほんと良い企画だった。藤田先生の大ファンになりました!》《藤田+林TAGが優勝したのは納得。泣きながらネーム読んだ》といった声が上がっている。

普段は見られない編集者と漫画家の“リアル”

「ミリオンタッグ」はYouTubeに動画としてアップされているのだが、その内容は普段見られないレアな光景ばかり。編集者と漫画家が作品について議論を交わし、アイデアを練っていくところを楽しめる。時には意見の対立からギスギスするような生々しいやり取りもあり、一種のドキュメンタリー番組のような趣も。

また、漫画家たちがそれぞれキャラクター付けされているのも大きな見どころ。感情描写を得意とする漫画家や、フェティシズムにこだわる漫画家など、さまざまな作家が激闘を繰り広げてきた。

企画の期間中には、漫画家同士の交流もあったようだ。参加者の1人・ぎざねこは、自身のツイッターで《全員でサイン描きあったり藤田さんここにデッカく描いて!とお願いしたり和佳ちゃ部屋に進捗聞きに行って爆笑したり七志大石とお菓子食べたり夏井さんとねまねまに趣味の話めっちゃ聞いてもらったり濃すぎた日々でした》といった裏話を明かしている。

優勝者の藤田だけでなく、個性が光る漫画家揃いだった「ミリオンタッグ」。いつか「令和のトキワ荘」として伝説になる日が来るかもしれない。

文=野木

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