『ONE PIECE』メリー号はわずか40日で大破!? ルフィの旅路は超過密日程だった…

『ONE PIECE』メリー号はわずか40日で大破!? ルフィの旅路は超過密日程だった…

『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

連載開始から24年を超える長寿作品となった尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』。これまで作中ではルフィたちによる濃厚な冒険の日々が描かれてきたが、実はその経過時間は驚くほど短かいようだ。

ルフィの冒険において最初の節目となっているのは、「ゴーイングメリー号」との別れと新たな船「サウザンド・サニー号」との出会い。読者の印象からすると、「ゴーイングメリー号」と共に長い年月を過ごした末、船を乗り越えることになったのではないかと考えてしまう。しかし実際には、ルフィがフーシャ村を出発してから「サウザンド・サニー号」が完成するまでの日数はたったの50日だ。

さらに言えば、ルフィがゾロを仲間にして、ナミと出会うまでの出来事はわずか1日の間に起きている。空島には約3日しか滞在しておらず、ウォーターセブン上陸からエニエスロビー制圧までも同じく3日ほどの時間経過だったらしい。

こうした事実はファンにも激震を与えており、《超過密スケジュールだな》《ワンピースの経過日数、ルフィ出港からサニー号完成まで50日しか経ってないの!? コビー成長しすぎじゃん!》《メリー号手に入れてから9日目でグランドライン突入とか頭おかしくなる》《たった40日そこらでレッドラインに着いたんか》《メリー号を貰ってから40日ぐらいで壊してんの草よな。そりゃウソップ怒る》といった声が相次いでいる。

日数の根拠は? カギとなったのは「月」と「誕生日」

ルフィたちの旅路が過密スケジュールだったことは、さまざまな根拠から推定されたもの。たとえば根拠の1つは、ファンブック『VIVRE CARD』に書かれたある物の誕生日だ。同書によると、ルフィが「偉大なる航路」に入った次の日に作った雪だるま「雪だるさん」の誕生日は2月18日で、「サニー号」の完成日を意味する誕生日は3月25日。つまりウイスキーピークで「アラバスタ編」が開幕してから、ウォーターセブンで新たな船を手に入れるまでには1カ月ほどしか経っていないことになる。

また、作中で何度も描かれた月の満ち欠けも大きなヒントに。いくつかのシーンで正確な月の満ち欠けが反映されているらしく、もし「ONE PIECE」の世界における月の周期が現実と同じであれば「偉大なる航路」突入から「サニー号」が完成するまでおよそ36日になるらしい。

そして、作中で明言された日数なども加味すれば、フーシャ村出航から「サニー号」完成までの経過日数は合計で50日という結論になる。なお、それ以降は昼夜の分からない「魔の三角地帯」に突入したり、シャボンディ諸島でメンバーが各地に飛ばされるなどして、日数の経過が分かりづらくなっているようだ。

「サニー号」が完成したのは原作の第436話で、現在は第1000話を超えているものの、作中の経過時間は修業期間を含めても3年未満といったところかもしれない。これだけ濃厚で密度の高い冒険なら、読者がワクワクするのも当然だと言えるだろう。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

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