『ONE PIECE』ヤマトとサンジの過去がソックリ!? 2人に共通する“毒親問題”

『ONE PIECE』ヤマトとサンジの過去がソックリ!? 2人に共通する“毒親問題”

『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

現在の『ONE PIECE』で一番ホットなキャラクターといえば、やはりヤマト。「ワノ国編」のボス・カイドウの子どもにして、カイドウに殺された光月おでんを名乗る一風変わったキャラクターだ。現在ネット上では、そんなヤマトと「麦わらの一味」のとあるメンバーを重ね合わせる人が続出している。

きっかけとなったのは、『週刊少年ジャンプ』でここ最近描かれているヤマトの過去エピソード。ヤマトは8歳の時にカイドウにより鎖をつながれ、20年間にわたって幽閉された過去をもつ。そして幽閉時におでんの航海日誌を読み、外の世界への憧れを抱くようになると共に、侍たちのやさしさに触れる…。

こうしてまとめると、実はヤマトの境遇がサンジとそっくりだと分かるだろう。サンジは「ホールケーキアイランド編」にてその過去が掘り下げられたが、同じく8歳の頃に父親であるヴィンスモーク・ジャッジによって幽閉されていた。さらに、そこで読んだ本から「オールブルー」の存在を知り、外の世界を夢見るように。その後、ヤマトが侍と出会ったのと同じく、ゼフという頼れる大人と知り合うのだった。

2人はいずれも幼少期から、父親との軋轢に悩まされていた点が同じ。また父親から逃れようとして、後に連れ戻されそうになる点も似ていると言えるだろう。

目ざといファンは奇妙な境遇の合致に気づいているようで、ネット上では《ヤマトもサンジくんも歴史や先人の夢やらに支えられて生きてきたんだなぁ》《「父親に監禁された過去」って面ではヤマトとサンジは似てるよね》《ヤマトとサンジの対比をまた感じてしまった》といった声が飛び交っている。

サンジとヤマトは共に「ルフィの鏡」!?

しかし、ヤマトとサンジの共通点は何を意味するのだろうか? 現時点ではっきりとした結論を出すのは難しいが、1つの仮説を立てることはできる。それは「サンジとヤマトの過去は、ルフィの過去と対称的な関係にある」というものだ。

実は以前より、ルフィとサンジの対称性について考察が繰り広げられてきた。たとえばルフィは義理の兄であるエースやサボに大事にされていたが、サンジは血のつながった実の兄たちに虐められていた過去がある。またルフィの父は国家に反旗を翻す革命家だが、サンジの父は国王にして戦争屋だ。成長した後の話でも、ルフィが新世界に入る前に女性だけの島「女ヶ島」で過ごしたのに対して、サンジは「カマバッカ王国」で2年間を生き抜いていた。

こうした点から、ルフィとサンジの人生は真逆の道を辿ってきたと言える。だとすれば、ヤマトもまたルフィの人生と何らかの対応関係にあるのかもしれない。具体的には、ヤマトがカイドウの子どもであり、ルフィがシャンクスと深い関わりを持っていることから、四皇つながりという点が気になるところだ。

とはいえ、「麦わらの一味」のメンバーたちはまだヤマトの過去に触れておらず、この先運命が交わるかどうかも分からない。作者の尾田栄一郎は、果たしてヤマトにどんな役割を与えるつもりなのだろうか…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

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