大谷翔平以上のポテンシャル!? 同世代“最強右腕”だった『ソフトバンク』田中正義

大谷翔平以上のポテンシャル!? 同世代“最強右腕”だった『ソフトバンク』田中正義

大谷翔平以上のポテンシャル!? 同世代“最強右腕”だった『ソフトバンク』田中正義 (C)PIXTA

メジャーリーグ『ロサンゼルス・エンゼルス』で活躍中の大谷翔平を中心として、1994年・95年生まれのプロ野球選手たちは大谷世代と括られることが多い。その中には、投手としてのポテンシャルが大谷級、あるいはそれ以上と騒がれた選手も。とくに印象深かったのが、『福岡ソフトバンクホークス』所属の田中正義だ。

田中投手は、最速156キロを誇る本格右腕。その実力はプロ入り前から高い評価を受けており、大学4年間で敗戦投手となったのはわずか1度のみ。3年生の秋にはノーヒットノーランを達成している。

また、2015年に韓国で『第28回夏季ユニバーシアード』が開催された際には、日本代表選手に抜擢。同年6月の「NPB選抜」との強化試合では、若手プロ相手に7者連続三振という華々しい活躍を見せ、プロ野球ファンからも注目を集めることとなる。ちなみに「NPB選抜」には、後にホームラン王を獲得する『埼玉西武ライオンズ』の山川穂高や、『読売ジャイアンツ』の岡本和真も参加していた。

それから2016年度のドラフト会議にて、5球団競合の末ドラフト1位で「ソフトバンクホークス」に入団。入団交渉の席ではプロでの目標として最速160キロ超えを掲げ、当時『北海道日本ハムファイターズ』に所属していた大谷への憧れも口にしていた。

度重なる故障に悩むプロ生活

しかしながら、プロ1年目に高校時代からの古傷である右肩の痛みが再発。リハビリを重ねて同年9月に2軍で実戦復帰を果たすも、1軍戦には未出場のままシーズンを終える。翌年には中継ぎ投手として10試合に登板したが、7月に体調不良を訴え、そのまま戦線に戻ることはなかった。

その後も2019年にふたたび右肩痛を訴え、2020年には右肘痛に悩まされるなど、次々と故障に苦しめられることに。多くの期待を背負っていただけに、ファンからは《プロアマ交流戦がピークだったな》《故障ばっかで話にならん》《実際怪我する前はすごい球投げてた。かなしいなあ…》などと落胆の声が広がっているようだ。

一方、今年6月27日の『東北楽天ゴールデンイーグルス』戦では約2年ぶりに1軍へ復帰。それから8月26日の「ライオンズ」戦では自己最速タイの156キロを記録するなど、かつての輝きを取り戻しつつある。

幸いにも田中はまだ27歳であり、比較的若手の部類。このまま活躍を続けられれば、将来は海をわたって憧れの大谷と勝負する…なんて日も夢ではないのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

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