『ONE PIECE』ロックス海賊団“銀斧”と“王直”って何者? 謎めいた正体を徹底考察

『ONE PIECE』ロックス海賊団“銀斧”と“王直”って何者? 謎めいた正体を徹底考察

『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

漫画『ONE PIECE』の世界には、さまざまな海賊団が登場するが、その中でも「ロックス海賊団」はもっとも謎めいた存在。若き日の白ひげやカイドウが乗っていたそうだが、まだ詳細は明らかになっていない。本稿ではこの船に乗っていたとされる謎の人物、銀斧(ぎんぶ)と王直(おうちょく)の正体を考察していきたい。

「ロジャー海賊団」の三番手? 銀斧とは何者なのか

まず銀斧の有力候補として名前が挙がっているのが、スコッパー・ギャバン。彼は劇場公開特典の『ONE PIECE』0巻やキャラクターブック『ONE PIECE BLUE DEEP』などに情報を記されている人物で、海賊王ゴールド・ロジャーのクルーだったことが確認されている。

ギャバンが銀斧だと予想されている最大の理由は、斧という共通点。ギャバンは武器として2本の斧を使いこなしていたが、銀斧もその通り名からして斧使いだった可能性は非常に高い。

ただ、「ロジャー海賊団」は「ロックス海賊団」と敵対的な関係だったため、この説は疑わしいという意見もある。しかし、もともとギャバンは「ロックス海賊団」出身で、その後ロジャーたちの仲間になったと考えれば矛盾は生じないだろう。

ちなみに「ロジャー海賊団」のトップ層は、名前に貴金属が含まれているのが特徴。たとえばロジャーは「ゴールド」、副船長のシルバーズ・レイリーは言わずもがな「シルバー」だ。そしてギャバンの名前である「スコッパー」のコッパーとは、銅を意味する言葉。金・銀・銅という法則性からして、ギャバンはこの船の三番手だったと考えられる。だとすれば、やはり「ロックス海賊団」出身の海賊は強者ぞろいだったのかもしれない。

その一方、もう1人の候補者として浮上しているのがミス・バッキン。〝白ひげの息子〟こと元「王下七武海」エドワード・ウィーブルと共に行動し、白ひげの愛人を名乗っている人物だ。実際に第909話『切腹』では、元「白ひげ海賊団」のマルコにより、40年ほど前に白ひげと同じ船に乗っていたと証言されている。時系列を考えれば、ミス・バッキンと白ひげが乗っていた船は「ロックス海賊団」のことでほぼ間違いないだろう。

ミス・バッキンは戦闘シーンがほとんどないため、斧使いであるかどうかも不明。しかしウィーブルは若き日の白ひげに匹敵する強さだとされているため、その母親であるミス・バッキンも相当の腕っぷしだったはずだ。