『ゴールデンカムイ』290話に土方歳三の“切り札”が登場? 華麗な伏線回収に感嘆の声

『ゴールデンカムイ』290話に土方歳三の“切り札”が登場? 華麗な伏線回収に感嘆の声

『ゴールデンカムイ』26巻(野田サトル/集英社)

9月16日発売の『週刊ヤングジャンプ』に、大人気サバイバルバトル漫画『ゴールデンカムイ』の第290話「観音像」が掲載された。作中では五稜郭戦の“切り札”が明かされ、その激熱な展開にファンたちが歓喜の声を上げている。

※『ゴールデンカムイ』最新話の内容に触れています

鶴見中尉率いる「第七師団」の進軍により、一気に緊張感を増していく五稜郭。両者一歩も譲らない激しい銃撃戦が繰り広げられ、前線で戦う元新選組副長・土方歳三たちも徐々に追い詰められていく。しかし土方は前線から引かず、函館山に向かった永倉新八や門倉を信じて待つのだった。

一方で函館山に到着した永倉たちは、敷地内にある“観音像”を調べ始める。観音像や周囲の岩を退かすと、そこから大きな洞穴が出現。永倉によると、土方たち新選組は箱館戦争の最中にとある秘密兵器を隠していたらしい。その兵器とは、幕末の江戸幕府がもっていた軍艦「回天丸」の主砲だった──。

実は過去のエピソードにも登場…あざやかな伏線回収

五稜郭の激闘を描いたエピソードで、満を持して登場した秘密兵器。回天丸とはかつて土方が乗船して戦った軍艦でもあり、箱館戦争時に無残にも燃やされてしまった。その様子は8月26日に公開された第288話「爽やかな男」でも取り上げられており、作中には土方が“観音像”のもとに行くシーンも描かれていた…。

今回のエピソードで土方が函館山に行った意図が判明し、読者たちも大興奮。ネット上では《か、回天丸!? 嘘だろ、展開アツすぎる…!》《ゴールデンカムイ、箱館の亡霊が蘇るの熱い》《回天丸のところめちゃくちゃ興奮してしまった。これだからゴールデンカムイは(誉め言葉)》《ゴールデンカムイに回天丸でてきた。やはり主人公は土方歳三。胸が熱い》といった歓喜の声が続出している。

ちなみに回天丸は現実にも存在していた軍艦で、実際に「箱館湾海戦」で新政府軍の手で焼かれていた。また燃やされた回天丸から、「千代田分捕られ蟠龍居ぢやる、鬼の回天骨ばかり」といった唄も残されている。この唄は第288話にも登場しており、同作がいかに歴史を忠実に描いているかが分かるだろう。

歴史の重みを背負った回天丸の主砲が、「第七師団」との戦闘でカギを握ることは間違いない。歴戦の猛者である土方の活躍に期待しよう!

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ゴールデンカムイ』26巻(野田サトル/集英社)

◆過去の「ゴールデンカムイ」レビューはこちら

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