アニメ『キングダム』22話“ご都合主義”展開に賛否… 大ピンチの泰国に山の民が参戦

アニメ『キングダム』22話“ご都合主義”展開に賛否… 大ピンチの泰国に山の民が参戦

『キングダム』62巻(原泰久/集英社)

春秋戦国時代の中国を舞台としたアニメ『キングダム』(NHK)の第22話『出し尽くす』が、9月19日深夜に放送された。合従軍との戦いにより未曽有のピンチに陥っていた泰国だが、ここにきて希望の光が差し込み、視聴者を大興奮させているようだ。

※アニメ『キングダム』最新話の内容に触れています

決戦の地・蕞(さい)の城では、泰国の若き王・嬴政(えいせい)が倒れ、兵たちの頭に〝陥落〟の2文字がよぎっていた。そして蕞での戦いも6日目を迎え、趙国の将軍・李牧(りぼく)は全軍を投入した総攻撃を開始。嬴政は傷つきながらも戦場に現れ、民兵の士気を上げる。さらに信のフォローもあり、泰国軍は一気に闘志を燃やしていく。

しかし7日目にして、蕞の戦況はふたたび悪化。李牧軍の圧倒的な戦力により、西壁が攻め込まれてしまう。そのまま西の城門が陥落してしまい、城内に李牧軍の兵が流れ込むことに。苦しい戦況に泰国軍の兵たちが涙を流していたその時、信が「奇跡が起きたぞ。俺たちの粘り勝ちだ!」と一言。楊端和(ようたんわ)率いる山の民が、援軍として到着した――。

主人公補正? 泰国にも新たな勝機が!

楊端和と山の民たちは、嬴政と強固な同盟を結んでいる勢力。咸陽(かんよう)では嬴政の弟・成蟜(せいきょう)の反乱を鎮める手助けをしてくれたこともある。まさに秦国の切り札と言える存在であり、今回も絶体絶命のピンチに駆けつけてくれた。

あまりに心強い援軍の到着に、視聴者たちは《これだからキングダムは面白い。山の民に合従軍をボコってほしい》《1人ひとりが限界を超えた果てに、山の民の参戦。奇跡が近づいている!》《すごい、ここで端和様かよ…。よ・う・た・ん・わ・さま~!》《援軍キターーー! しかも楊端和とかカッコよすぎ》と大盛り上がりしているようだ。

その一方、ピンチの場面で都合よく援軍が到着する展開に、《冷めた目で見ればご都合展開》と疑問を覚える人も。たしかに到着のタイミングが絶妙だったため、ご都合主義と感じてしまうのも間違いではない。しかし泰国には、信と嬴政という2人の主人公が存在している。主人公補正によって奇跡が起きたとしても、何もおかしくはないだろう。

楊端和たちの到着により、戦況は大きく変わっていく予感。果たして泰国は滅亡を免れるのだろうか。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『キングダム』62巻(原泰久/集英社)

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