『ONE PIECE』青キジがワノ国に参戦!? 尾田栄一郎流“桃太郎”の伏線とは

『ONE PIECE』青キジがワノ国に参戦!? 尾田栄一郎流“桃太郎”の伏線とは

『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

現在『ONE PIECE』では、3年以上続いた「ワノ国編」がいよいよ大詰めに差し掛かっているところ。麦わらの一味をはじめとして、数多くのキャラクターが登場する長編シリーズとなったが、実は今〝とある男〟の追加参戦が予想されているようだ。

※『ONE PIECE』最新話までの内容に触れています

その男とは、〝青キジ〟こと元海軍大将のクザン。これまでのクザンの足跡を振り返っておくと、まずはマリンフォード頂上戦争の後、海軍大将(当時)のサカズキと元帥の座を賭けて決闘。それに敗れたことで世界を漂流し始め、現在では「黒ひげ海賊団」に加担しているというウワサが流れている。

そんな謎めいた立ち位置のキャラクターだが、なぜ今「ワノ国編」への参戦が予想されているのだろうか? 重要になってくるのが、「青キジ」という彼の異名だ。実は以前より、「ワノ国編」は『桃太郎』のお話をモチーフにしているのではないか…と囁かれていた。

というのも、ボスである「百獣海賊団」船長・カイドウは頭から角を生やし、金棒を持った姿で登場。言われてみれば確かに、昔話に出てくる鬼のような出で立ちだ。その本拠地が巨大な髑髏の形をした「鬼ヶ島」というのも、桃太郎モチーフ説と合致していた。さらに作中では光月おでんの遺児であるモモの助が存在感を増しており、モモの助=桃太郎を主人公とする鬼退治の物語という印象が強くなっている。

それだけではクザン参戦に結びつけるのはまだ早い、と思うかもしれない。しかし最近になり、カイドウの子であるヤマトの正体が判明。イヌイヌの実という幻獣種の「悪魔の実」を食べており、オオカミをモチーフとした「大口真神」の能力者だと明かされた。これは「桃太郎」になぞらえると「犬」にあたり、モンキー・D・ルフィを「猿」とするならばすでに桃太郎・犬・猿が揃っていることになる。だとすれば、ここで雉が出ないのは逆に不自然だと言えるだろう。

誰が「雉」の役割を演じるのか

とはいえ、モモの助=桃太郎説を支持する読者の中でも「雉」に位置する人物については意見が割れている。これまで有力視されていたのは、元「白ひげ海賊団」の〝不死鳥マルコ〟だ。マルコはトリトリの実・モデル〝不死鳥〟の能力者であり、鳥のような見た目をしているため「雉」と言えなくもない。

しかしあくまで不死鳥であるため、「雉」と見なすことが正しいのかどうかは不明。また、すでにほぼ戦線離脱状態となっているため、カイドウVSルフィ&モモの助&ヤマトの戦いに絡んでくるとは思えない。むしろ突如としてクザンが乱入してくる展開の方が、まだ可能性が高いように感じられる。

「デービーバックファイト編」での初遭遇でも、その後の「パンクハザード編」においても、クザンは唐突に姿を現してきた。その神出鬼没ぶりからすると、「ワノ国編」のラストに登場し、続く「VS黒ひげ編」の伏線となる情報を残していくことも十分考えられるだろう。

いずれにしても、「ワノ国編」がクライマックスを迎える日はそう遠くはないはず。あっと驚くような展開が待ち受けているかもしれないので、心して連載を読み進めたい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

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