『ONE PIECE』実はマリージョアに…? イエティクールブラザーズとはなんだったのか

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『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

漫画『ONE PIECE』は、個性豊かなキャラクターが数多く登場することでお馴染み。しかしその物量に埋もれて、存在感が薄くなってしまったキャラも存在する。中でも「パンクハザード編」に登場した「イエティCOOL BROTHERS」は、ほとんどのファンに忘れ去られているようだ。実際には作中で最強クラスのキャラにもかかわらず…。

知らない人のために、まずは「イエティCOOL BROTHERS」の簡単な紹介から。彼らはロックとスコッチの2人からなるコンビで、〝雪山の殺し屋〟の異名をもつ敵キャラだ。全身を毛で覆われた雪男のような見た目をしており、巨人族よりも長身で異様に足が長い。また顔はよく見えないが、かろうじて頭に麦わらのような帽子を被っていることが確認できる。

かなり特徴的な設定のキャラではあるが、作中の出番はごくわずか。シーザー・クラウンの刺客として「麦わらの一味」のもとに送り込まれたものの、ちょっとしたバトルが描かれただけで、呆気なく退場していった。もちろんそれ以降も一切出番はなく、再登場の気配すら存在しない。

もはや何のために登場したのかわからないほどの謎キャラだったが、ファンの印象にも残っていない様子。時おり名前が挙がっても、《こいつら結局なんだったの》《ローが雑に倒した気がする。それ以外は覚えてない》《ワンピース「なんだったのこいつランキング」でもトップ3に入ると思う》《誰だっけこいつら…》《実は寒さにめっちゃ弱いことは覚えてる》などとイジリ倒されている。

地味に強い!?「イエティCOOL BROTHERS」の正体とは…

散々な言われようの「イエティCOOL BROTHERS」だが、実はその実力は計り知れない。ゾロは「麦わらの一味」において戦闘力トップを誇っており、モブキャラ相手にはいつも無双してきたが、そんな輝かしい戦績に敗北を刻み付けたのが「イエティCOOL BROTHERS」なのだ。

彼らは雪山でゾロたちを襲撃すると、「KYPガス弾」によって酩酊状態に陥らせることに成功。ゾロはつららが並んだ谷底へと落とされ、あわや落命する寸前まで追い込まれていた。ギリギリで命を取り留めたものの、無防備な状態となっていたため、もし追撃されていたら一巻の終わりだったはずだ。

ゾロだけでなく、ついでにブルックやナミの身体に入ったサンジを追い詰めていたのも恐ろしいところ。数多い強敵の中でも、「麦わらの一味」を一気に3人倒しかけたのは「イエティCOOL BROTHERS」くらいのものだろう。

さらに、彼らが今後重要なシーンで再登場を果たすという説もある。天竜人だけが住める「聖地マリージョア」には、巨大な麦わら帽子が隠されているのだが、その持ち主こそが「イエティCOOL BROTHERS」だと囁かれているのだ。

「ONE PIECE」の世界では四皇や海軍上層部が最強格として描かれてきたが、それがミスリードである可能性は高い。真のラスボスは、謎めいた雪男たちなのかもしれない…。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

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