『吸血鬼すぐ死ぬ』待望のアニメ化が遅れたワケ… 問題はキャラクターの“変態度”!?

『吸血鬼すぐ死ぬ』待望のアニメ化が遅れたワケ… 問題はキャラクターの“変態度”!?

『吸血鬼すぐ死ぬ』待望のアニメ化が遅れたワケ… 問題はキャラクターの“変態度”!? (C)PIXTA

漫画好きから高い注目を集めていた『吸血鬼すぐ死ぬ』(TOKYO MXほか)のTVアニメが、10月4日からスタート。実は数年前からアニメ化が熱望されていたようなのだが、現在までそれが実現しなかったことには、とある理由が隠されているらしい。

「吸血鬼すぐ死ぬ」は、2015年から『週刊少年チャンピオン』で連載されているハイテンション吸血鬼ギャグ漫画。バンパイアハンターのロナルドと、些細なことで死んでは復活する〝史上最弱の吸血鬼〟ことドラルクによる掛け合いを描いた作品だ。

キャラクターの魅力が大きなウリとなっているため、アニメ映えすると考えるファンは以前から多かった模様。2018年にアニメイベント『AnimeJapan』が企画した『アニメ化してほしいマンガランキング』では、ユーザー投票で4位という順位に輝いていた。

それから約3年の月日が流れ、ようやくアニメ化にこぎつけたが、やはりファンたちは《吸死アニメ化するの遅いよ。もっと早くアニメになって良かった》《予想してたよりめちゃくちゃ遅かった》と不満を漏らしている。実際に同ランキングで3位だった『やがて君になる』が2018年内にTVアニメ化していたことを思えば、奇妙なほどに進展が遅かったと言えるだろう。一体なぜ、同作はアニメ化までにこれほど時間がかかったのだろうか?

露出と下ネタが多すぎる!? 放送規制もやむを得ない可能性…

同作で主に繰り広げられるのは、何でもありの変態吸血鬼たちがロナルドの拠点である新横浜で大暴れし、街全体が巻き込まれてしまう…というドタバタギャグ。しかしこの吸血鬼の露出度が高く、股間に花を咲かせたマッチョな男性吸血鬼、マイクロビキニを着ている男性吸血鬼などが暴れ回るのだ。ただし、いずれも男性キャラクターなので、お色気枠というわけではない。

またドギツイ下ネタ回も多く、「Y談しか話せなくなる」という特殊能力で人を操る吸血鬼なども登場。そんなY談回では、深夜帯でもそのまま放送するのはアウトだと思われる発言が飛び交うことになる。

いずれもギャグアニメとしては面白くなりそうな要素だが、地上波では規制を食らってしまうリスクがあるだろう。すなわち、さまざまな意味でアニメ化することが難しい表現が多いため、実現までにここまで時間がかかってしまったのかもしれない。

やっと実現にこぎつけたTVアニメ化だが、ギリギリまで原作に忠実にするのか、それともアニメ独自の展開にしていくのか、そのあたりはスタッフの腕の見せどころ。上手く原作のエッセンスを汲み取りつつ、地上波の限界に挑んでほしいところだ。

文=ゴタシノブ

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